「ショートソング」

昨日(5/5)、六本木ヒルズの青山ブックセンターで見つけた本。
何だかすーっと吸い寄せられた。
たまにあるんだよね、こういう事。
本屋や図書館で「背表紙が光って見える」感覚?
いやホントに光ってるワケではないんだけど(苦笑)、感覚的に。
んで読んでみると大正解だったりする。
私はこんな時「本の神様(?)」の存在を感じる。
・・・ちょっと大げさだな、我ながら。
昨日一気に読んでしまった。おもしろい、これ。

ショートソング」枡野浩一(著)

著者の枡野浩一さんは本業(?)は歌人なんだそうで
さすがに文章がうまい。
何となく文体が「ドライ」で「ポップ」な感じだ。
それが独特の雰囲気を生み出している。
ちょっと初期の村上春樹ワールドみたいな感じ。

毎度のことですが、あらすじは上記リンク先を見てください。
(私はどうもあらすじを説明するのが苦手だ、というか面倒なだけかも?)

この小説、ドラマにするとおもしろいと思うな。
この主人公明らかにウェンツ瑛士だと思うんだけど。
私がキャスティングするならこんな感じかな?

国友くん・・・ウェンツ瑛士
舞子先輩・・・栗山千明
伊賀寛介・・・塚本高史
瞳さん・・・小池栄子

この小説、吉祥寺が舞台で
おそらく吉祥寺に実在するのであろうカフェが結構登場する。
私は吉祥寺って1度しか行ったことないんだけど(しかもまだ名古屋人だった頃)
今度、この小説片手に吉祥寺のカフェ巡りしてみたい気分になった。
おしゃれでポップな青春ストーリーって感じで、お勧めです。

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「ドミノ」恩田陸

4043710011

久しぶりに書評です。
ドミノ」恩田陸

読んだのは1ヶ月くらい前かな?
川崎勤務になったばかりの頃でまだ町田で仮住まいしてた。
通勤に1時間ほどかかるんで
電車の中で読んでた本なんだけど
これがおもしろくて!!!
おもわず笑っちゃうから
電車の中で読むのはマズいんだけど
続きが気になってついつい読んでしまう。

主要登場人物がとにかく多い。
27人と1匹。
あらすじは上記のアマゾンのリンク先を読んで欲しいんだけど
何の関わりもない27人と1匹が
東京駅を中心にほんの小さなきっかけで
ドミノ倒しのように1つの事件に巻き込まれていく、という
抱腹絶倒のパニック・コメディ。

登場人物がそれぞれ一癖あっておもしろい。
私が個人的に好きなのは
元暴走族で師弟関係だった
保険屋とピザ屋。
あと警察を引退したおじいちゃん達かなぁ。
電車の中で読んでたので
私は本当に笑いをこらえるのが大変だったのよ。

星5つの大傑作コメディ。
期待は裏切りません。是非読んで下さい!

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「亡国のイージス」読了

いやー読了するのに時間がかかりました!
読み始めてから1年くらい経ってるような気がする(苦笑)。
読み始めたものの他の小説に浮気したりしてたりしたんで。
映画上映される前に読了できて良かったです。
亡国のイージス(上)」「亡国のイージス(下)
 4062734931.09.MZZZZZZZ  406273494X.09.MZZZZZZZ

読了するのに時間がかかったのは
たぶん登場人物が多いので上巻がその人物の背景説明だったからだと思う。
下巻に入ってからはストーリーが一気に展開するので
勢いに乗って読めばすぐ読めます。

個人的には映画では佐藤浩市が演じるらしい渥美が興味あります。
特にラストの宮津艦長の奥さんとのやりとりが見ものですね。

世間ではこの小説評価が高いですが
私的には中くらい、、、ですかね。
単に好みの問題だと思いますが。
戦争もの、船ものが好きな人にはハマれるんじゃないでしょうか?

この小説は確か「シェエラザード」を読了した後に
同じ船ものということで買ったのですが(Takeco*Magazine内関連記事:2004/06/30
Takeco的好みからいうと「シェエラザード」の方が好みかなー?

というわけで「亡国のイージス」は星3つくらいかな、☆☆★★★。

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「四日間の奇蹟」読了

夕べ寝る前に読み始めて
やめられなくて(笑)
結局、朝4時くらいまでかかって読みきってしまいました。
いや~今日が休みでよかったです。

四日間の奇蹟」浅倉卓弥
4796638431.09.MZZZZZZZ

帯の推薦文通り泣けました~
特にラストなんて鼻がつまって窒息しそうになったくらい泣けました(苦笑)。

既に映画化が決まってるそうですが
主人公の如月敬輔は吉岡秀隆、岩村真理子は石田ゆり子のようで
割とぴったりの配役だと思います。
肝心の千織は誰が演るんですかねー
この役は難しいと思いますが。。。

思い切り泣きたい人にお勧めの本です。泣けます、マジで。
星5つ、★★★★★。

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「博士が愛した数式」が映画に!

もう1つ書籍ネタで。
6月に私を感動の嵐に巻き込んだ小説が映画化されることになりました。

「博士の愛した数式」寺尾&深津で映画化 主人公モデルは宇野重吉さん!? from Yahoo!ニュース

Takeco*Magazine内の記事はこちら → 「博士の愛した数式」

博士=寺尾聰、家政婦=深津絵里、博士の義姉=浅丘ルリ子、成人後のルート=吉岡秀隆だそうで。
前の自分のblogにも書いたんですが
映画化するなら博士の義姉を演る女優がポイントだと思っていたんですが
浅丘ルリ子さんならぴったりだと思います。
何か配役だけ見てるとすごくいい映画になりそうな予感がしてます。

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「パーク・ライフ」読了

前から読みたいと思っていた本が文庫になっていたので
買ってみました。

4167665034.09.MZZZZZZZ.jpg

ちょっと期待してたのと内容が違ってました。
初期の村上春樹みたいなのかなー?と思ってたんですが。
私には消化不良気味な感じです。
でもまぁ芥川賞って感じはするでしょうか?(←どんな感じだ?)
薄いのですぐ読めます。
takecoの好み的には
単行本じゃなくて文庫で十分かな?といったところ。

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「ダ・ヴィンチ・コード」感想

ダ・ヴィンチ・コード (上)」「ダ・ヴィンチ・コード (下)」読了。
夕べ下巻の途中まで読んで寝てしまい
(電気がついたままだった、、、)
今朝読了しました。

全部読んでみての感想は一言でいうと
「うーん、まぁ、おもしろかった方かな?でも文庫でも良かったかも」
って感じ。
画家が絵画に潜ませたキリスト教への解釈とか
秘密結社とかその辺の話は
「おもしろいじゃん!」って感じなんですが
謎を解くとまた謎があり、その謎を解くとまた謎があり
って感じで
延々と謎のマトリョーシュカ人形状態なのには
正直辟易とした、て感じ。

なかなか売れてる本らしいですが
もう一ひねり欲しかった、ってのが正直な感想。
ネタはいいんだけどねぇ、って感じ。

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ただいま読書中

仕事がやっと一山越えた週末。
ゆっくり読書でも、、、と読み始めたのがこの本。
なかなかおもしろいです。

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ダ・ヴィンチ・コード (上)」と「ダ・ヴィンチ・コード (下)」。
今、下巻の半分くらいまで来たところ。
ゆっくり読むつもりがこのまま一気に読みきりそうです。

暗号モノっぽいのでおもしろそうかなーと思って買ったのですが
絵画に潜む暗号やら殺人事件やら宗教系秘密結社やらが出てきて
おもしろいです。
正直言って(上)は謎の追いかけっこみたいな感じで
このままこのペースで(下)も行くのか、おいおい。。。と思っていたら
なかなかおもしろい展開になってきました。

感想はまた明日にでもUPします。
・・・というわけで再び本の世界に戻りま~す(笑)。

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夏の恋といえば

夏の恋といえば
「少年が年上の美しい従姉に寄せる恋心」に決まってます!
(かなり個人的偏見入ってます(苦笑))

以前、満月の日に「月にまつわるエトセトラ」と題して
月にまつわる映画、音楽、小説を取り上げて語る、ということを
やったことがありますが
今回も同じ方法で
「少年が年上の美しい従姉に寄せる恋心」を語ってみたいと思います。

まずは小説ですが、これはもう
辻邦生の「夏の海の色」に決まってます!
(「ある生涯の七つの場所」の第2巻?に収録)
私が高校生の時はこの小説が教科書に載っていたのですが
今でも載ってるのかな?
どこの出版社の教科書だったか忘れてしまったのですが。
教科書受け取った日にパラパラとページをめくってみたら
この小説のタイトルの美しさに惹かれ
思わず最後まで読んでしまったという思い出があります。
あんなに夢中になって教科書を読んだのは
後にも先にもあの時以外ありません(笑)。

あらすじは(ウロおぼえなのですが)
剣道好きな少年が、父方だか母方だかの田舎に夏休みに行った時に
出戻りの美しい従姉(確か名前が咲耶さん)に会い、
咲耶さんの秘密(何故出戻ったのか?)に興味を持ちつつ、
ほのかな恋心を募らせる、みたいな話だったと思います。

のちにフランス文学かぶれの友人から
(辻邦生の小説にはフランスが登場することが多い)
この「ある生涯の七つの場所」の第2巻を借りたことがあるのですが
結局「夏の海の色」だけ読んで返した覚えがあります。
(「ある生涯の七つの場所」は短編集なので。)

海に近い日本の田舎の光景が叙情豊かに描かれているのと
この少年の淡い恋、みたいなのがいいんですよ~
あの小説を国語の教科書に載せた出版社に「あっぱれ!」と言いたいですね。
夏になると読みたくなる小説です。
・・・その割には手元においてないのですが。
この機会に買っちゃおうかな~?

さて次は映画。
これはジョディ・フォスター主演の「君がいた夏」です。
あらすじは、↓この画像をクリックしてご覧下さい。
B000232B5W.09.MZZZZZZZ.jpg

この従姉は主人公の少年にとって、いいことだけでなく
悪いことも教えてくれる(?)存在。
これまたウロ覚えなのですが
少年はこの従姉に振り回されながら
恋心を募らせていく、というパターンだったと思います。
「夏の海の色」と違うのは
「その後」が描かれているところで
少年は大人になり、野球選手として夢やぶれ、そこでこの従姉の死を知る、というところ。
従姉の灰を撒きに行くところが結構泣けた覚えがあります。
原題は"Stealing Home"ですが、
邦題を「君がいた夏」とした配給会社(?)に拍手を贈りたいです。

おしまいは音楽ですが。
これは「従姉」というキーワードとは全然関係ないんですが
「夏」と「年上の女性」ということで
ユーミンの「守ってあげたい」。
(「neue musik」の1曲目に収録)
この曲、「とんぼ」という言葉と「れんげ」という言葉が出てきて
夏なのか春なのか聴く人によって印象が分かれるかもしれませんが
私はこの曲断然夏のイメージなんです。
上記で紹介した「夏の海の色」、「君がいた夏」とは逆に
女性の側からのイメージを唄った歌ですが、
「夏の海の色」の読後、もしくは「君がいた夏」の鑑賞後に聴くと
結構合う曲だと思います。

小学生の少年諸君は
私のblogなんてきっと読んでないと思うんだけど(笑)。
でも少年諸君、夏休みはお父さんまたはお母さんの田舎へ行こう。
日本の田舎はいいよ。

夏草の匂い。
ジリジリと鳴く蝉の声。
水田を渡る風の匂い。
小川での水遊び。
水路で冷やしたスイカ。
夜、庭先でやる花火。
・・・そして美しい年上の従姉なんていたら、最高なんだけどね(笑)。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
追記:このネタ、絶対お盆前に書こうと思ってたんだよね。
書けて満足!です。

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「人間の証明」

この夏のフジテレビの話題ドラマ「人間の証明」
原作本を読んでみました。
cover

実はこの小説、ずーっと道徳小説だと思い込んでました(笑)。
だってタイトルがそんな感じでしょ?
が、私のblogにコメント&トラックバック下さったラーメン野郎さんのblogを見て
初めてミステリーだと分かった次第。
それなら読んでみよう、と思ったわけです。

あらすじは上記リンク先のラーメン野郎さんのblog、
もしくは上記文庫本のjpgリンク先のアマゾンのをご参照下さい。

なかなかミステリーとしておもしろく、
次々に展開される謎解きに引き込まれて一気に読みました。
クライマックスの棟居と八杉恭子の対決シーンは
もうちょっとこう丁々発止の駆け引きみたいなのを感じたかったところですが。
(私の読解力が低かったのかも?)
ここは是非ドラマでもうまく映像化してほしいです。
八杉恭子が松坂慶子というのはぴったりですね。
いい配役だと思います。
ジョニー・ヘイワード役がまだ未公開なのが気になりますね。
一体誰が演るんでしょう?
私のイメージ的には"CSI"のウォリック役の人(ゲイリー・ドゥーダン)
がイメージなんですが、
彼が演ってくれないかな?(笑)

「人間(ヒト)は何をもって人間(ヒト)でありうるのか?」というのは
哲学の永遠のテーマですが
この小説では「良心の呵責」があるかどうかを「人間の証明」として
描いている、と読みました。
八杉恭子が人間であることの証明が物語の軸ではありますが
それ以外にも棟居の、ジョニー・ヘイワードの、ケン・シュフタンの
人間の証明もそれぞれ描かれ、
特にケン・シュフタンも意外なことにちゃんとつながっていて
彼も人間であったのだ、というところで物語は終わっています。

この小説を読んで、「ソフィーの選択」という映画を思い出しました。
cover
※このイメージ画像はサントラのものです。ビデオorDVDのがなかった。。。

非常に重い映画ですが、いい映画です。
ソフィーのした選択はあまりにも残酷な選択ですが
「人間の証明」の八杉恭子も同じ選択を迫られてますね。
私は「母」になったことがないので、きっと理解にも限界があると思うんですが
(というか想像で理解しているに過ぎない、というか)
実際に「母」である人は、この映画観るとかなり「来る」ものがあるのではないでしょうか?

来週から夏ドラマが一斉にスタートしますが
「人間の証明」はとりあえずチェックしようと思います。

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ドラマ「シェエラザード」

反町隆史がNHK「シェエラザード」に主演 from Yahoo!ニュース

正直言って反町隆史はどーでもいいんですが、
NHKでの放映日時が決まったようで。

「シェエラザード」(ハイビジョン)
前編  7月13日 20時~21時15分放送予定
後編  7月14日 20時~21時14分 放送予定
「シェエラザード」(総合)
前編  7月31日 19時30分~20時44分放送予定
後編  7月31日 21時~22時14分放送予定

私はBSは見られないので7/31にTVの前に陣取って見ます!

しかし、前にどこかのサイトで読んだのですが
原作とはかなり違ったドラマになりそうな予感。
反町は堀少佐役で主役だっていうし。
なんで堀少佐が主役なの?
ハセキョウは堀少佐の妹役だそうだし。
・・・そんな役は原作には出てこない。
いい話なんだから原作に忠実にドラマ化して欲しいなぁ・・・
弥勒丸まで作るくらい力入れるなら、ね。

宋英明は誰が演るんだろう?
この役は是非「もう片方」と同じ俳優さんにやって欲しいな。
特殊メーク使ってでも是非。
「もう片方」とは、、、読んだ方はお分かりですね(笑)。

反町、ハセキョウの他に
小澤征悦、仲村トオル、石田ゆり子が出るらしいけど
仲村トオルが軽部で、石田ゆり子が久光律子かな?
小澤征悦はもしかしてもしかして・・・
小笠原太郎もキーパーソンだけど誰が演るんだろう?
うーん、1ヶ月先が待ち遠しいです。

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ところで2ヶ月連続日刊達成です!!!
来月もがんばります!
7・8月はちょっと仕事が忙しくなりそうなので不安ですが、、、がんばります!

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「博士の愛した数式」

いや~泣きました!!
昨日のblogで言ってたのはこの本です。
「博士の愛した数式/小川洋子」

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夕べから本日にかけて一気に読了しました。

私は基本的にハードカバーの本は買わないようにして
文庫になるのをひたすら待つ派なんですが。
理由は
1)ハードカバーはかさばる。置き場所に困る。
2)持ち歩くのが面倒。
3)高い(価格が)。
4)お風呂に持って入れない(まぁ入れなくはないんですが)。

なので私がハードカバーの本をあえて買うのは余程のことなのですが。
今回は久しぶりにSuperNaturalなPowerに動かされてしまいました。
「汝この本を買うべし」みたいな(笑)。
さっそくamazonに飛んでいって本書を購入。昨日入手したというわけです。

買うきっかけになったのはこちらのblogです。
博士の愛した数式 in "dAys oF cLIck"
※Special Thanks to "dAys oF cLIck"の管理人さま(ハンドル名とかが分からない~(苦笑))
おかげでいい本に出会えました。

小川洋子の本は確か「妊娠カレンダー」と「アンジェリーナ-佐野元春と10の短編」ってのを
読んだことがあって。
特にファンとかではなかったんですが
「妊娠カレンダー」は確か妊娠した姉の飲み物に毎日毒を混入する、みたいな話を
すごく不思議な感覚で書き上げてあったので、印象に残っている作家さんではありました。

「博士の愛した数式」はところどころに涙腺ポイントがあり、
自分でも「何でこんなとこで泣いてるんだろう?」ってな状態でした(笑)。
一番泣いたのはラスト近くの未亡人の台詞(P249)です。
この小説、すでに映画化の声があがっているそうですが
この未亡人役は確かな演技力のある女優さんに演ってほしいものです。

数学に関しては
私は高校2年生の時に「微分積分」でドロップアウトした人間なんですが(笑)
思えば中学時代とかは数学好きだったよね、となつかしく思い出していました。
方程式を立てて解く文章問題とか、図形の証明問題とかが好きで
解けた時のあの爽快感は他の科目にはないものだったと思います。
数学の解の持つ明快なものの美しさ、みたいなものを
この小説を読んで思い出していました。

どこかのサイトに「阪神タイガース」のネタは不要だったのでは、とか書いてありましたが
私は随所に散りばめられた「阪神タイガース」のエピソードが
却って数学ネタといいバランスをとっていると思いました。

気持ちよく泣けるいい小説でした。お勧めです。

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ブラッドベリってまだ生きてたんだ

華氏911「題名盗んだ」 ブラッドベリ氏が批判 from Yahoo!ニュース

何かと話題のマイケル・ムーア監督の「華氏911」。
USでは内容の過激さ(?)からスポンサーが付くの付かないのと
もめてるそうですが。
でも、まぁ結局のところ上映はされるでしょう。
何だかんだ言っても話題作ですから。

レイ・ブラッドベリの「華氏451」の原作は読んでないんですが
映画は見ました。
近未来感がきれいに表現されている映画でした。
内容的には考えさせられるものがありますが。。。
ラストシーンの雪の降る中、人々が本を暗記して歩くシーンが美しいです。お勧め。
cover

昨日、上のリンクのYahoo!ニュースを読んで思ったのが
「あれ?ブラッドベリってまだ生きてる人だったんだ?」
・・・てっきりもうお亡くなりになった人かと(汗)。失礼しました。

私はブラッドベリは萩尾望都の漫画から入った人です。
ウは宇宙船のウ」という作品集があって、
この漫画を読んで、あまりに感動したので
ブラッドベリの原作を読んだ、という順序です。
後で原作を読んでみても、
小説と漫画、イメージがぴったり一致します。すごい。さすが萩尾望都。

「ウは宇宙船のウ」は短編集なんですが
その中でも一番好きなのはやっぱ「霧笛」ですね。
・・・すごい定番な選択らしいですが(苦笑)。
恐竜の存在が哀しいです。
たった一人(一頭?)だけ生き残ってしまったものの哀しみ、というか。。。
いいです。確実に泣ける名作です(漫画、小説ともに)。

・・・書いてるうちに再読したくなってきました(笑)。
が、漫画、小説とも実家なのでした。。。
たまには実家に帰れ、というお告げか???

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今日はやたらとamazonへのリンクが多いんですが
夕べamazonのアソシエイト・プログラムというのに申し込みまして。
思えばたまにblog内で本、映画、音楽のお勧め書くんで
お小遣い稼ぎできるかも?などという
ヨコシマな思いから申し込んでしまいました(笑)。
blog読んで読みたい、見たい、聴きたい、と思った方、
どうぞリンク先に飛んでいって購入を検討して下さいマセ(笑)。

私も人のblog読んでて「あ、この本読みたい!」とか思って
amazonに飛んでくことよくあるし。
今日も2・3日前に読んだblogから
衝動買いしてしまった本がamazonから届いたばかり。
これ、結構来そうなんです。
感想は近日UP予定。それまで本のタイトルは内緒です(笑)。

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マイフォト「アスター観察日記」更新!見てね!

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月にまつわるエトセトラ

今夜はとっても月がきれいですね!
満月かな?満月らしいです。
なので今日は月ネタで映画、音楽、小説、といこうと思ったんだけど
どうしても小説が思いつかない!
なので映画と音楽だけ。。。

月にまつわる映画は「月の輝く夜に」。
ノーマン・ジュイスン監督、シェール、ニコラス・ケイジ主演。
cover
観たのはずいぶん前なんだけど、いい映画だったという印象。
ニコラス・ケイジが若くて一途なイタリア男を好演しててよし、って感じ。

月にまつわる音楽はニーナ・シモンの「Everyone's Gone To The Moon」。
アルバム"Nina Simone and Piano!"に収録。
cover
このアルバムは基本的に名曲ぞろいだと私は思ってて
選んだ曲以外もすばらしい!
この曲は・・・訳詞がないです。。。
しょうがない、自分でちょっと訳します(笑)。
出だしだけね。

通りは人であふれかえってるのに
みんなひとりぼっち
道沿いには家があふれかえってるのに
帰る家がない
教会は歌であふれかえってるのに
調子っぱずれ
みんな月へ行ってしまった

って感じの歌詞です。
ニーナのちょっと丸い感じの声も
情熱的なピアノもいい感じです。

で小説なんですが。。。
「月」って月と六ペンス(サマセット・モーム)」しか思いつかなくてーーー
この小説あんまり好きじゃなかったんですー
これってゴーギャンがモデルの小説として有名なんですが
このゴーギャンがあまりに身勝手な男で
私は嫌~な気分で読んだ覚えが。
大学生の頃読んだからそう思ったのかな?
今読んだらまた感想が違うかも。
でもあんまり再読する気なし。

5/29に書いたblogにちょっと出てきた北杜夫のエッセイに
「月と10セント」ってのがあって
モームの小説のパロディでも何でもなくて
北杜夫氏のアポロ計画取材旅行記なんですが
結構おもしろかった覚えあり。
何でリンクが張ってないかというと絶版なんだそうで。
文庫が岐阜の実家にありますが、、、まだ捨てられてないハズ、たぶん。

もう1つ「月」ネタを。
昨年の11月、会社でヒューマンスキル系の研修を受けさせられたんだけど
それで「月で生き残るには?」っていうグループ・ワークがあって。
宇宙船の中には20個だかのものしかなくて
月で生き残るのに必要なものに優先順位をつけていくんです。
酸素ボンベ、水、宇宙食、なんておなじみのものから
ピストル、マッチ、ロープ、なんてものまでいろいろ。
でグループで話し合って生き残る為に必要なものの優先順位を決め
どのグループが生存確率が高いか、というものです。
実際にNASAで行われたものなんだそうですが
どのグループがより良い話し合いができたか、を計るものなんだそうで。
このグループ・ワークは結構楽しかったです。

以上、「月」ネタでした。

月を見過ぎて気を狂わせないように。。。
lunaticなんて言葉がありますから。

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二世つながり-"Lost in Translation"

今日はWカテゴリ選択です。

まずは「映画」。
今日は「ロスト・イン・トランスレーション」を観てきました。
監督ソフィア・コッポラはご存知フランシス・コッポラ監督の娘。
「ヴァージン・スーサイズ」が話題になって以来
監督、という印象が強かったんですが
そういえば「ゴッド・ファーザーpartⅢ」に出てましたね。
今日これ書く前に他のサイト見て思い出しました。

主演ビル・マーレーは私的には「ゴースト・バスターズ」の
印象が強いです。
もう一人の主役スカーレット・ヨハンソンは
松たか子が外人になったらこんな感じ?な美人。
この2人が摩訶不思議な異国ニッポンで
お互い自分を見失いそうになっている、という共通点から
心の交流を深めていく、というのが話の軸。
派手なアクションも大ドンデン返しなイベントも何も起きない
地味と言ってしまえば地味な映画です。

がこの映画が単なる地味映画で終わらず
大きなイベントもないのに最後まで観てて飽きないのは
監督の手腕が大きいのかなーと思いました。
最近観た映画の中では珍しく文句のつけどころがない
いい映画だと私は思いました。
映像も美しいです。
思わずポスターを買って帰ろうかと思ったくらい。
(結局買いませんでしたが。)

生まれも育ちも生粋の日本人の私から見ると
「この国はそんなに奇妙な国か?」と
その辺にいる外国人を捕まえて問いたい気分になりましたが
この映画の中の重要なキーワード「摩訶不思議な異国」として
日本を選んだのは成功している、とも思いました。
これが同じアジアの中国や韓国を選んでいたら
この摩訶不思議感は出なかったのでは?

5/11のblogにも登場したNHKの「英語でしゃべらナイト」で扱っていたトピックなんですが
日本人は他の国からどう見られているか、を極端に気にする人種だと思います。
例えばアメリカ人なんかは確実ににそうだと思うんですが
中国や韓国の人なんかもおそらく自分の国が世界中でナンバー1だと
思ってる人種なんじゃないかと思うんです。
(中国人や韓国人に知り合いがいないから定かではありませんが。。。)
だからたぶんヨソの国が自分の国をどう思っていようがあんまり気にしていない。

日本人はヨソの国が日本をどう思っているかをすごく気にする。
ヨソの国と比べてどこが劣っているかをすごく気にする。
なので、他国のモノ、文化、システムを適当にアレンジして取り込む。
その結果がヨソの国の人が見た時に感じる
摩訶不思議な感じなんじゃないかな、なんて思いました。

人は日常の世界から離れた時に
自分を見失ってしまったような不安定な気持ちになる。
あるいは自分の中に潜在的にあった孤独感に
気づいてしまうのかもしれないけど。

「ロスト・イン・トランスレーション」を観て
サイモン&ガーファンクルの「アメリカ」という歌を思い出しました。
歌詞はこちら
(すいません、日本語の対訳が見つけられませんでした。
 私はCD持ってるので訳詞が見られるのですが。。。
 ここに記載して著作権法に触れるのもイヤなので。
 ならオマエが訳せ、ってですか?カンベンして下さい(汗)。)

私が昔朝日新聞をとっていた頃
(今はネットでチェックするので新聞とってません。節約節約。)
この「アメリカ」という歌の歌詞について
すごくいいコラムが書いてあるのを見つけました。
あまりにいい内容だったので、思わず切り取ってとっておいたくらい。
確かどこかにしまってあったはず。ゴソゴソ・・・あ、あった、あった。

一部だけ載せますね。
(文中の旅とは歌詞の中の
 僕とキャシーのピッツバーグへのバスでの旅のことです。
 「アメリカ」を聴いたことのない方は
 リンク先の歌詞をざっと読んでから以下を読んでくださいね。)

しかし、現代にも共通する気軽な旅とも見えるこの旅には
根源的な問いが一つつきまとっている。
パスの車内を見ても、窓外を見ても、
彼の意識はいつのまにか心の内部の一点へと
引き絞られていってしまう。
なぜなら彼は「アメリカを捜しに」やってきたからだ。
「アメリカを捜す」とは、いいかえれば、
自分がどこにいるのか、
自分が何者なのかを
知ろうとすることにほかならないだろう。
が、この小さな旅にその答えはない。
やがて彼は、
無数に行き過ぎる車を眺めながら
一つの結論にたどり着く。
「みんなアメリカを捜しにやってきた、アメリカを捜しにやってきたんだ」
アメリカだけでなく、
日本でも、
とにかく何かを見たくて、
何かにふれたくて
そのくせそれが何なのかわからないままに
若者たちが旅に出た時代がかつてあった。
それは20代特有の旅の形であり、
20代にしかできない旅だった。

確か朝日新聞の日曜版に出ていたコラムで
(切り取ってあるので日付部分がない。。。)
筆者は「秋野 平」とあります。

「ロスト・イン・トランスレーション」の2人は
みずから積極的に日本にきたわけではなく
個々の状況に従ってしかたなく日本にきたわけなので
「アメリカ」の僕とは若干状況が違うと思うのですが
テーマは非常に似通ったものを感じました。

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と前半長くなったところで
もう一つのお題は「本」なんですが。
今日映画の帰りに
窓際OL トホホな朝ウフフの夜」を買いました。
何かの雑誌の新刊紹介コーナーに載っていたのですが
おもしろそうだったので前から読んでみたかったのです。

著者の斎藤由香さんは作家・北杜夫の娘で
北杜夫の娘ってことは歌人・斎藤茂吉の孫ってことなんですが。
私は今でこそ自己紹介などの趣味の欄に「読書」と書く人間ですが
それはこの北杜夫氏に因るところが非常に大きい、と思っています。

私は中学生の頃、国語のテストが大の苦手で
(その頃は読書癖がなかったので活字慣れしてなかった。)
ある日国語のドリルをやっていた時に
問題文として出てきたのが北杜夫氏の「どくとるマンボウ青春記」。
問題文の一部として抜粋されていた部分が爆笑を誘うおもしろさで
続きが読みたさに本屋に走ったという思い出があります。
思えば私の読書癖はこの「どくとるマンボウ青春記」から始まりました。
あの国語ドリルの問題がなかったら
私は今でも本なんて全然読まない人間だったかも?

で肝心の斎藤由香さんの本なんですが
おもしろかったです。
あまりのおもしろさに一気に読了してしまいました。
そのおもしろさは私が四の五のここで語るよりも
本に付いている帯の文章をそのまま書きます。
曰く

祖父・斎藤茂吉、
父・北杜夫。
文学者の家庭に
生まれ育ったお嬢さまが、
何の因果か
精力剤を売るハメに!

ね、おもしろそうでしょう?
読みたくなった方、本屋へGO!
(5/29現在amazonでは売り切れのようなので。)

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本日の買物

思わぬ臨時収入で図書券3千円分をGETした。
今日は一日中雨だったので遠出をする気も起きないので
近所の本屋に出掛ける。

本日の購入本は以下の3冊。

ウエハースの椅子」江國香織
女性に人気の江國香織。私もこの作家は好きで
結構読んでいる。
今まで読んで好きだったのは
「きらきらひかる」と「落下する夕方」かなぁ?

プリズンホテル〈1〉夏」浅田次郎
ちょっと前にこの人の「シェヘラザード」を読んで大感動!
浅田次郎を読んだのはこれが初めてだったんだけど
やっぱ売れる本を書く人は
読者を引き込む文章を書くのがうまいなーと思った。
「プリズンホテル」は夏の次に秋、冬、春、と続きがあるので
これを読んで気に入ったら続きも買うと思う。
これはちょっとコメディっぽい感じのようだ。

四日間の奇蹟」浅倉卓弥
初めて読む作家。いわゆる「ジャケ買い」(笑)。
背表紙に呼ばれた、というか
何か良さそうな気配がしたので購入。
「このミス(=宝島社の「このミステリーがすごい!」)大賞」受賞作品だそうで。

自己紹介の趣味の欄には「読書」などと書くくせに
今の仕事に変わってからは
読書量も映画鑑賞量もめっきり減ってしまいました。。。
今日買った3冊もいつ読了できるか分かりません(泣)。
とりあえず江國香織から読みます。

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