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読書日記(2011年5月~12月)

去年の4月以来書いてなかった読書日記coldsweats01
これも映画と同じく今年から月刊にしようかな。


cute風が強く吹いている(著:三浦 しをん)



私がマラソンをやってることを知ってる
会社の同じ部署の人が
貸してくれた。
その人は仕事はできるんだけど
正直「人間らしさ」が欠落しているなぁcoldsweats01と常々感じていたので
「感動しましたよ!」と言いながら貸してくれるのを見て
「この人でも"感動する"ことあるのか。。。」と
ものすごーく驚いた(←失礼だろ>私coldsweats01)

もう号泣しっぱなしでしたcrying
走ってない人でも絶対感動できると思います。

内容もきちんとした取材の基づいて書いているのが
ありありと伝わってきて
単純な青春感動モノになっていないところがすばらしいです。
ぐいぐい読ませる文章力もすごい。
これを読んでから来年の箱根駅伝を見ると
見方が変わるかもしれませんwink

cuteザ・万遊記(著:万城目 学)

会社の友人N田さんがブログで褒めていたので
読んでみました。
万城目さんと私は意外な共通点を
このエッセイ集で発見。
・渡辺篤史の「建もの探訪」が大好きなところ。
・海外サッカーが大好きなところ。
 (ただし万城目さんはアーセナル・ファンだそうだ。
  でもスペインにクラシコを観に行ったことがあるそうで、
  基本的にはバルサを応援していたそうだが
  マドリーのシャビ・アロンソが素晴らしい、と書いていたので許すsmile

この人は小説もエッセイも文章のテンポが良くて実に読みやすい。
他の小説も読んでみよう、と思いました。


cuteエクサバイト(著:服部 真澄)

服部真澄さんといえば
昔読んだ「龍の契り」がめちゃくちゃおもしろかった。
超一級の謎解きエンターテイメント小説だと思った。
そして最後のオチは小説ならではで
絶対映像化不可能だと思ったsmile
その「龍の契り」以降、私にとっては久々の服部さん作品でした。

こういう未来、あり得なくもないなぁ、な感じ。
結構なボリュームですが
すんなり読めるテンポのいい展開。
主人公ナカジの母・クニコが実は・・・なラストは
女性にとっては夢のような未来ですねぇ。。。smile


cute謎解きフェルメール(著:小林頼子 朽木 ゆり子)

しかし何でフェルメールの美術展って
毎度毎度あんなに混むんですかねgawk
「有名だしね」「わぁ~きれい」っていう
単なるミーハーとは一線を画したくて読んでみましたbleah

とりあえず現在フェルメール作とされている
全作品についての解説がされています。
その画が描かれた頃の社会情勢とか
フェルメールの生活状況とかも併せて。
まぁ作品数が少ないから
こういう書籍ができるんでしょうなぁ。。。
多作な画家だとものすごい分厚さになってしまうcoldsweats02

フェルメールの写実に富んだ画風は
カメラ・オブスキュラを使っていたからでは、とは
よく言われていることですが
カメラ・オブスキュラを使っていたならこういう構図には
ならないはずだ、ということが
この書物では書かれています。
そういう解説も実に読み応えがあっておもしろい。


cute冷たい校舎の時は止まる(著:辻村 深月)

 

謎解き部分はすごくおもしろかった。
「この中で自殺したのは誰だ?」っていう
ある特殊な状況下での謎解き。
でも私この人の文章、何か苦手だなぁ。。。gawk
結構売れてる作家さんだけど。
本屋で裏表紙見た限りでは
あれもこれも読んでみたい、と思ったのだけど
この上下巻を読んで
「うーん、他のはいいかな」と思ってしまったcoldsweats01
まぁ人によって合う合わないがあるのでしょう。
東野圭吾の作品も私はイマイチ苦手だしねsmile


cute猫を抱いて象と泳ぐ(著:小川 洋子)

単行本が出た時から名作の呼び声が高く
文庫になるのを待っていましたhappy02
やっぱり小川洋子さんの作品はどれもいいなぁ。。。
独特の透明感が感じられる文章で実にイイhappy02

この作品も泣けましたweep
チェスも将棋も指せない私ですが
この作品で描かれている「美しい棋譜」というのは
何となく分かる。
でも棋譜の美しさ、というのが分かる人がこの小説を読んだから
もっと感動できるのかな、と思いました。

いい小説です。お勧めshine


cuteきのうの世界(著:恩田 陸)

 

やっぱり恩田陸さんの小説は好きだなぁ。
独特の世界観がイイgood
謎のかけ方も実にワクワクする。
「ユージニア」はかけた謎を回収しないまま
読者を宙ぶらりんにさせて終わった感がなきにしもあらずなんだけど
(おそらく意図的にそうしたんだろうけど)
この小説ではしっかり謎を回収してます。
しかもかなり大掛かりにsmile
私はこういう小説好きだなぁhappy01

cuteサイレント・ブラッド(著:北林 一光)

「ファントム・ピークス」がおもしろかったので
こちらも読んでみました。
が「ファントム・ピークス」の方がおもしろかったですねぇcoldsweats01
こちらもおもしろいはおもしろいんですが
「ファントム・ピークス」の方が迫力が上だと思いました。
しかしこの作家さんにはもっと小説書いてほしかったですね。
残念です(合掌)。

cute思いわずらうことなく愉しく生きよ(著:江國 香織)

NHKドラマ「カレ、夫、男友達」の原作。
1回目をたまたま見ておもしろそうなドラマだと思った。
が、これ以上見るドラマを増やしたくなかったので
(この頃、FOXでGleeの一挙再放送を毎日放送していたので
 これ以上見るドラマを増やすと日常生活が破綻する、と思ったcoldsweats01
原作本を読むことにしたのだ。

設定が原作とドラマではちょっと違うみたいだけど
大筋は一緒なのかな?
ドラマを全部見た人に聞くと
基本的には同じなようです。

江國さんの小説はどれも「女子!」な感じに満ち溢れていると思います。
そんなには読んでないんだけど
この人の作品で一番好きなのは
「落下する夕方」。
これも確か映画になったのよね。
今度観てみよう。

cute小惑星探査機 はやぶさ物語(著:的川泰宣)

去年、的川さんの講演を聞いて感動したので
本も読んでみました。
全くのノンフィクションで
感動させる為のドラマチックな小細工も何もないのに
やはり感動しますweep
昨年末から立て続けに3本映画化されてますね。
※堤監督・竹内結子主演のは見損ねたcoldsweats01
 渡辺謙主演のヤツはJ:COMオンデマンド無料試写が当たらないかな、とsmile

JAXAに入るような人達って
宇宙工学を修めた超エリートな人たちなんだろうけど
ロケット飛ばすのに
種子島周辺の漁師さん達に交渉したり、とか
結構地味~な作業も必要なのね、とか
妙なところで感心しましたcoldsweats01
どんな仕事にも地味~な裏方作業って必要なんだな、と。

cuteシャイロックの子供たち(著:池井戸 潤)

売れまくってますね、池井戸潤さん。
続々と映像化もされてるし。
WOWOWドラマ「下町ロケット」良かったhappy01
原作も文庫になったら読んでみたいsmile

池井戸さん、元は銀行員だったそうで。
そんな経験がこの小説には活きています。
短編10話で構成されてるんだけど
舞台は同じ銀行の同じ支店。
そこでの話が10人のいろんな人の視点から描かれているわけです。
まっとうな正義論が必ずしも通用するわけではない
「会社」という場所。
この小説、舞台は銀行ですが
会社勤めをしたことある人なら誰でも共感できる
「あ~あるある」感に満ちています。
そして途中から100万円は一体どこへ?そして誰が?
な謎解きも絡んで
ますます面白く読めます。

これ読んで池井戸さんの本が
売れる理由が良く分かった気がしました。
だって他のも読んでみたいですもんwink


ふぅ、一気書きはやっぱ大変だなcoldsweats01
今年は読書日記も月刊にしよう。決定rock

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