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シネマ日記(2009年11月分)

11月、1本しか映画観てない。。。weep
ウチのHDDに溜まってる映画が全然消化できなかったし。。。weep

2009年11月に観た映画。


・笑う警官[映画館]

ドラマ&映画「ハゲタカ」で
主人公・鷲津をそれはそれはカッコ良く演じた
大森南朋さん主演なので
元々観に行く気だったのだが。。。

公開後1週間経って
聞こえてくる評判があまりにも悪いものばかりだったので
少々不安になっていたcoldsweats02
更に、その評判を反映したかのように
封切り2週目にして
各映画館の上映回数が激減していたwobbly
2週目なのに上映回数1日2回、とか。

「これは早く観に行かないと、早々に上映打ち切りだぞ」と
急いで観に行くことに。

(以下、超ネタバレです。)
(おまけにかなり酷評です。読んで嫌な気分になりそうな人は読まないように。)

で、観た感想。 世間の評判は正しかった。
・・・この映画はちょっと酷いthink
角川春樹監督作品って私は観たことなかったんだけど
この人の映画ってみんなこんな感じなのかな?
目の付け処とか、売り方戦略には センスがある人なので
プロデューサー業に徹すればいいのに。
今回は脚本も監督も自分でやっちゃったのが間違いだったのでは ないか、と。

演出の意図がまずよく分からなかった。
役者同士のセリフが被らないように
あえて一人の役者が全部しゃべり終えてから
次の役者がセリフを始めるように演出されている。
その上、どの役者も同じテンポでセリフを言わされている。
ここがものすごく不自然だった。
自然に芝居すれば 前の役者のセリフの語尾が終わらない内に
後の役者がセリフを被せたり、
心情を表すためにセリフを言うテンポが
シーンや役者によって違うのは当たり前だと思うんだけど
これを徹底的に排除していた。
これは明らかに意図的な演出だ。
何でこんな演出にしたんだろう?
何か意図があったんだろうけど
その意図が全然活きていないように思う。

ましてや24時間以内に射殺命令を取り消させなければならない、
という 緊迫感溢れる芝居にならないといけないのに
意図不明の演出で 緊迫感ゼロの映画になってしまっていた。
役者の立たせ方も変だったなぁ。。。
まるで舞台劇のような配置をしていた。
何で映画に舞台劇っぽい人物配置?と
これまた意図不明な演出だった。

更に人物の背景の掘り下げ不足。
佐伯(大森南朋)と津久井(宮迫)の過去の掘り下げが
全然浅いので
途中で佐伯が津久井の肩をガシッと抱くシーンとかが
すんごい唐突。
二人の壮絶な過去をきちんと描いてないと
あのシーンは活きないでしょう。
掘り下げ不足は他にもあるけど
あまりに多いのでちょっと省略think

脚本も酷かったなぁ。。。
特に南朋さんと松雪泰子のちょっとラブにゆらぐシーン。
セリフがクサ過ぎgawk
三流メロドラマを見ているような気分だった。
基本的に観た映画のことはあんまりけなさないんだけど
これは余りに酷かった。。。
私は映画を観に行くと
最後のスタッフロールが全て終わるまで
きちんと観る派なんだけど (キャスト・スタッフに敬意を表して。  
あんまり好きな映画じゃなかったな~と思っても最後まで見る。)
この映画は珍しくスタッフロールの途中で席を立って 帰ってしまった。
ただプロットは良かったと思うんで 原作はきっとおもしろいんだろう。
早速原作本を買ってきた。
今週末の沖縄往復中に読もうと思っている。

しかし、ホントに惜しい。
役者はいい人達使ってるし、
ストーリーも裏切りに次ぐ、裏切りって感じで良さそうだし
これ、ちゃんとした脚本と監督で撮れば
「ユージュアル・サスペクツ」並みの
超一級サスペンス映画になると思うんだけどなぁ。。。
本当に惜しい。

さて12月は ちゃんと映画観る時間が取れるんだろうかweep 年末年始にがんばろう。

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映画・ドラマ」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。happy01takeco様
ハゲタカ・南朋さん関係で、顔を出したがる
ソイねこです。。。。


「笑う警官」
私の失敗は、最初に原作を読んだことから
始まりました。それは配役です。
松雪さんはまだ我慢するとして、
なぜ、美青年である津久井役が宮迫?
原作もあまり面白くなかったけど、
映画よりはマシだったような気がします。


これは、私には角川春樹さんの
自慰行為的作品に映りました。
南朋さんは、かっこよくやってたと
思うのだけど。
だいたい原作が「うたう警官」で
「うたう」という所に物語の
重要な意味付けがあるのに、
「笑う」にしちゃったら、意図から
大まかに外れると思うのですが。


脚本も演出も配役も
だれも角川監督に進言できる人が
いなかったのかしら?
と思ってしまいました。

投稿: ソイねこ | 2009/12/02 11:09

こんばんは。

私も観ましたが、本当に残念とか惜しいとか、もったいない…という言葉でしか表せないです。
南朋さんの演技力や魅力が活かされていなくて、佐伯の存在感が薄くなってしまっていて、本当に勿体ないと思いました。
見ている間、緊張感が無くて、ちょっと驚きました。
何か良いところを捜そうと思って、南朋さんの声が好きなので、声だけ楽しんでしまいました。(非常に邪道な見方…)

>>更に人物の背景の掘り下げ不足。

そうなんですよね!
特に、佐伯と津久井の強い絆がキモなはずなのに、そこが全然伝わらなくて、( ゚д゚)ポカーンとしてしまいました。
佐伯と小島のラブ風味も、とってつけたような感じがしてしまって…。
春樹監督作品は1作だけ、大昔に「天と地と」という超大作のチケットを貰って観た事があります。
その時も、なんで?えっ?と思っているうちに終わってしまってビックリしたことを思い出しました。
良い素材が揃っていても、活かされないこともあるんですねぇ。

投稿: 美冬 | 2009/12/02 21:17

こんばんはxmas
Takecoさんの映画評を待っておりました
私は、前売り券を購入して、ワクワクドキドキで見に行ったですが
やはり、皆さんと同じ感想でしたweep
ドラマ「相棒」の2時間スペシャルの方が、よっぽど見ごたえがあると思いました。
今後、続編を製作するつもりなのでしょうかsign02

気を取り直して
来年の「龍馬伝」に期待しましょう

投稿: みどり大好き | 2009/12/02 22:17

大森南朋さまって、そんなにカッコイイの?
なんて、いまさら言ったら「21世紀の人間でないのか?」っていわれちゃう?

いっつも「映画館に行こう!」って思うところまでは思う。でも、「その時間があったら、フィットネスクラブがいいなぁ~」って、流れちゃうんだよねcoldsweats01、通っているフィットネスクラブと映画館は、国道を隔てて向かい合わせ。

土曜日からのアフリカ行き、機内でいい映画があるといいな、ちょっと楽しみwink

投稿: たまちゃん | 2009/12/02 22:50

>ソイねこさん

お久しぶりですhappy01
コメントありがとうございます。

え!津久井巡査って美青年って設定なのですかwobbly
宮迫の先入観で原作読んだら
ギャップに苦しむところでしたcoldsweats01

確かに角川春樹のこだわりは
随所に感じましたねぇ。。。
オープニングとクロージングのタイプライターとか
役者名がなぜかローマ字とか。

ホントこの映画がこの状態で世に出る前に
誰か止めろよ~!って感じですね。

タイトルに関しては
私も全く同感です。
元は「うたう警官」というタイトルだった、
というのは
私もどこかで読んだことがあったのですが
映画観て
「これは絶対"うたう警官"って
 タイトルじゃないとおかしいでしょう!」
と思いました。

>美冬さん

この映画の良いところを
ちゃんと見つけただけでも
美冬さんはエライです!
南朋さん、見た目の印象は役によって違っても
声だけはしっかり"鷲津"ですからねsmile
まぁ当たり前なんだけど。

ホントあのテンポの悪い演出の中
南朋さんや松雪泰子は
がんばって演技してたと思いますよ。
しかし南朋さん、あの映画ちゃんと脚本読んでから
オファー受けたんですかねー
キャリアに傷がつくから
ちゃんと仕事選んでよ、って感じですthink

>みどり大好きさん

私の映画評を待っていていただいたとは。。。
感激ですhappy01
ありがとうございます。
がんばってUPした甲斐がありました。

昨夜は23時過ぎまで残業してて
ヘロヘロ状態で帰ってきたのですが
「月初めだから映画ブログをUPしなきゃ!」
と根性でUPしたものだったので。
UPしてよかった!

ホント鷲津ファンとしては
とっても楽しみにしてた映画だったのに
「なぜにこの出来???」
って感じですよね。

そういえば原作は続編があるんですよね。。。
南朋さんもう出ないで、と
思ってしまいます。
続編作るなら
脚本と監督は変えてほしいですpunch

>たまちゃん

南朋さんはカッコイイっていうか
雰囲気がいい、って感じかなー
世間一般で言う「イケメン」では
断じてない、です。
(そこまで言い切るのか>自分coldsweats01

ケニアは遠いからねぇ。。。
機中でいい映画観られるといいね。
「笑う警官」やってても
観ない方がいいよcoldsweats01

投稿: takeco | 2009/12/02 23:59

ありゃりゃ、そんなにヒドイの?せっかくいい俳優使ってても、映画全体のできが悪いんじゃ、持ち腐れも甚だしいね。
せっかく見に行ったのに、そういう思いすると、ほんとにがっかりだよねぇ。

角川春樹、いつから監督業まで手を出すようになったの?ほ~んと、映画を売ることに専念してた方がいいのに。向き不向きってもんがあるだろーに・・・。

大森南朋さんは、最近、ビールのコマーシャルにも出てるよね。ほんとに、鷲津さんをやってた人と同一人物とは思えない雰囲気を出してるね。来年の竜馬も楽しみだ。年末、ヒマがあったらハゲタカドラマ版ももう1度みたいなぁ・・・(と今更、ジワジワファンになりつつあったり・・・?)
あ~、でも年末はいろいろDVD見たいものあるからねぇ。どこまで消化できるやら。

投稿: モンブラン | 2009/12/05 22:42

>モンブランちゃん

「笑う警官」は公開1週間のレビューを
あちこちで拾い読みして
相当ひどい出来らしい、という
心がまえで観に行ったから
たぶん落胆度は軽かったと思うcoldsweats01
前知識ゼロで観に行ってたら
「金返せ!」って状態だったと思うなgawk

今回は「どれくらいひどいんだろう?」っていう
変なワクワク感があったcoldsweats01

モンブランちゃんにも
じわじわと「ハゲタカ」病が効きつつあるのねhappy01
映画のDVDもよろしくぅ~wink

投稿: takeco | 2009/12/08 21:42

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