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シネマ日記(2009年10月分)

10月も結局1度も映画館に行けなかったweep
これで2ヶ月連続だ。
「趣味:映画鑑賞」という看板は下ろさなくちゃならんだろうか?

2009年10月に観た映画。


・ヘアスプレー [録画]
ミュージカル、の割には
なかなか硬派なテーマだよな、と思った。

ミュージカルって、基本的に難しいテーマを扱うには
不向きな表現方法だと思うんだけど
この映画は硬派なテーマを
軟派なものも交えて普遍的なものに押し広げ
うまいこと表現してるなぁと思った。

硬派な人種差別問題から、
経済的格差、「もう若くないから」「デブだから」という卑下までひっくるめて
「今、"在る自分"を否定するな」ってことを言いたいんだよね、つまり。
真面目にやると
「ポジティブ・シンキングっつーヤツですかgawk」と
クサい感じになっちゃうんだけど
それをミュージカルでやることによって実にキレイにまとめている。

主役のトレイシーを演ったニッキー・ブロンスキーがチャーミング。
そして脇がまた豪華だ。
クリストファー・ウォーケン、怖い顔なのにこういう役も出来るんだ。
ミシェル・ファイファーは相変わらずゴージャスな美女だし。
クィーン・ラティファは唄もうまいしカッコイイ!
そして何でトラボルタがお母さん役なんだろう???
まぁダンスができる役者ってことは必須条件だったんだろうけど。
仕草が妙に女性っぽいし、お見事な演技でした。

劇中で歌われていた歌がどれも良かった。
これ舞台版でも見たかったなぁ。。。

・トレインスポッティング [録画]
ご存知ユアン・マクレガーの出世作。
私はこれ観たことがなかった。
今回やっと見ることができたわけだけど。

実は内容はよく知らなかった。
映像が斬新でスタイリッシュで世界中で大ヒットした、ってことくらいしか知らなくて。
で、今回観て思ったことが
「こういう映画がよくヒットしたよなぁ。。。」だった。
だって、ヘロイン中毒のダメダメな若者たちの話だよ。
確かにユアン・マクレガーはかっこいいし、映像はスタイリッシュだが
それだけではヒットしまい。

「共感を呼んだ」ってところがポイントだったのかな?
もちろんそんなにドラッグ中毒の人が世に溢れてる、とは思いたくないけど
心理的に似たものは誰でも持ってる。

ユアン・マクレガー演じるマーク・レントンは
静脈がボロボロになるほどドラッグにのめり込んでて
そんな生活はダメだと思って何度も薬を断とうとするんだけど
「断つ前に最後の一発」とか言って
結局断てないのだ。

でもドラッグほどのものではなくても
悪癖を断とうとして断てない、ってのは誰でも持ってるもので。
明日から禁酒or禁煙するから、今夜は最後の1杯or1服、とか。
明日からダイエットするから、今夜は最後のケーキ、とか。
もう不倫の関係はやめるから、会うのは今日が最後、とか。

人間って基本的に変わらない方が楽なんだよ。
変らないことが致命傷になる、ってことが心の底では分かっていたとしてもね。

監督のダニー・ボイルは
「スラムドッグ$ミリオネア」で今年オスカーを受賞し、話題になったけど
あの映画にしろ、この「トレスポ」にしろ、
この監督は社会の底辺にいる人を
絶望の淵にいて夢も希望もない、という風には描かない。

「スラムドッグ$ミリオネア」の始まりの辺りで
ムンバイのスラム街を駆け抜ける子供達の映像がある。
本当に貧乏の底辺にいる子供達なのに、
実に活き活きと表現されている。
あふれる色彩、躍動感あるカメラワーク、大胆な編集。。。
映画館で観ていて思わず身を乗り出した。

「トレスポ」の若者達も
堕落の底辺にいるにもかかわらず
観ていてそんなに陰鬱で嫌な気分にならないのはなぜだろう?
もちろんドラッグ問題を軽く扱っているわけでは決してないのだけど。
「底辺だけど、絶望的ではない」
そんな感じがするのだ。

確かにもう1度観たい、と思う映画ではない。
だけど上手く作ってある映画だな、と思った。

・ラスト、コーション [録画]
噂にたがわずエロいっすsweat02
でもアン・リー監督なので単にエロいだけなわけではないです。
テーマがテーマなのでエロいのはしょうがないですね。。。
なかなか哀しい映画ですよ。

しかし、トニー・レオンって映画出過ぎなんじゃないの?
私が観る中国系の映画ってたいていトニー・レオンが出てる気がするんだけどgawk


今月こそはちゃんと映画館で映画観よう。
生活に文化的要素がないと窒息しそうだ。。。

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コメント

私に言わせれば、十分映画を見ているのだし、「趣味=映画鑑賞」と言っていて、あんまり見てない人だって世の中にはいっぱいいるよ!

「ヘアースプレー」、結構、話題作だったよね。でも、それこそ私ってば、内容あまり知らなくて、「ティーンエイジャーの話だから、まあ、関係ないんじゃない?」とか勝手に思ってた。でも、結構シリアスなことを扱ってたのね。
ちなみに、私はミュージカル、結構好きで、ミュージカル映画もOKgoodだけど、やっぱりミュージカルは舞台向き、と思う。

「トレインスポッティング」、私も、「ユアンが出てるから」と見ようと思いつつ、映画の紹介文読んで、「う~ん・…あまり楽しくなさそうだな」って思って、ついつい後回しになってる。あまり興味がなかったりするジャンルだと、時間的、気持的余裕があるときじゃないと見れないのよね。いつか観るかな・・・・coldsweats01

トニー・レオン、確かによく出てるよね。映画見に行って、予告見てると、たいてい出てる気がする。
しかも、絶対エロ系なんだよね。なぜだsign02

投稿: モンブラン | 2009/11/02 22:56

>モンブランちゃん

「ヘアスプレー」は単純に楽しい映画でもあるよ。
気軽に楽しめます。
ただ言ってることは結構「深い」なぁ、と。

逆に「トレスポ」は気軽に観られる映画ではないねdespair
結構観る人選ぶ映画だと思うんだけど。
ホントよくヒットしたよなぁ~って感じ。

そういえば「レッドクリフ」でも
トニー・レオンのお色気シーンあったもんね。
でもあれなんて比較にならないくらい
「ラスト、コーション」はエロいっすsweat01
でもレトロな上海の風景とか
上流夫人達のファッションとかも
楽しめるよ。
でも、エロいっす(←しつこいって>私coldsweats01

投稿: takeco | 2009/11/02 23:56

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