ベルリン旅日記[7]:自由行動編(下)
レースの前日である9/19の午後だけが
今回の旅行中の唯一の自由行動時間だった。
(9/18の夕方も自由行動ではあったけど
あんまり長い時間じゃなかったもんね。。。
)
行きたいところは決めてあった。
「バウハウス アーカイヴ」と「ハッケシェ・ヘーフェ」だ。
今年はベルリンマラソンを走る、というのは
もう大分前に決めていたので
今年の4月からNHK教育の「テレビでドイツ語」を見ていた。
海外旅行はその国の言葉を多少なりとも話せた方が
断然楽しい。
今までドイツ語を学んだことがなかったので
この番組で少しでも基礎を叩き込んでおこう、と思ったわけだ。
特にタイミングのいいことに
今年の「テレビでドイツ語」4月~9月の舞台は
ベルリンだった。
ベルリンの壁崩壊からちょうど20年だったからだろう。
そんなわけで半年間「テレビでドイツ語」を見ながら
ドイツ語の基礎会話だけでなく
ベルリン市内の観光名所もいろいろと予習することができた。
「バウハウス」も「ハッケシェ・ヘーフェ」も
「テレビでドイツ語」中に登場した場所で
「行ってみたい!」と思った場所だった。
午前のBreakfast Run後、一旦ホテルへ戻って着替え、
Uバーンでポツダム広場駅へ。
バウハウスはポツダム広場駅から1kmちょっとなので
ここから歩くことに。
ポツダム広場駅から南下し、川に突き当たったら右折。
あとはひたすら直進。
その突き当たった川はラントヴェール運河(Landwehrkanal)というらしい。
↓これはその運河沿いの道。

ところでドイツという国は自転車大国で
街の中には自転車に乗っている人がいっぱいいる。
地下鉄にも堂々と自転車を乗せている人多数。
ベルリンでも街中の至る所に自転車専用レーンがある。

ほら、こんな風に路面の色が変えてあるのだ。
ベルリンに着いた当初は知らなくて
自転車専用レーン上を堂々と歩いていたのだけど
何度も邪魔っ気にベル音で追い払われてやっと気づいた![]()
「テレビでドイツ語」に出てたのと同じだ~!(当たり前)
感動~~~!
さて、いよいよ半年間学んだドイツ語を試す機会です!![]()
「チケット1枚下さい」をドイツ語で言うのだ!
・・・って何もそんなにリキむことはなくて![]()
"Ein Ticket bitte."って言うだけなんだけど。
相手が「○ユーロです」って言うのを聞き取れる自信はないけど
それはレジに表示される数字を見れば分かる!ので
会話は成立するはずだ。
というわけで、
"Hallo!"と軽く挨拶した後、
(Hallo は英語だけど最近のドイツでは割と普通の挨拶として使われているらしい)
"Ein Ticket bitte."とお財布を取り出しながら言ってみた。
すると帰ってきた言葉が
「△○×☆※△○×☆※△○×☆※・・・」
・・・・・分からん![]()
分かったのは「これは値段を言っているのではない」ということだけだった。
しょうがないのでスゴスゴと「・・・英語でお願いします」![]()
(注:ドイツの人は余程の老人でなければ大抵英語を話せる。)
受付のおじさんが英語で言うには
「今、ここでは何も展示してないけどいいですか?」
だった。
「え!!!それホント???何で???」と
思わず叫ぶ私。
おじさんの説明によると、今マルティン・グロピウス・バウで
特別展をやっていて
ここの展示物は今全てそっちに行っている、とのことだった。
おじさん、地図を見せながら
「マルティン・グロピウス・バウはここ。ポツダム広場の近く。
ポツダム広場分かる?」
・・・分かるも何も今そこから1kmほど歩いてきたんだよ。
しかもここまで来るより、直接そっち行ったほうがずっと近かった![]()
おじさんにお礼を言ってバウハウスを後にする。
さて、と。
地図を広げる。
今来た道を元に戻ってもいいけど
せっかくだからちょっと回り道して
戦勝記念塔(ジーゲスゾイレ)を見て行こうか。
まぁ明日のレースでも見られるとは思うが。
ということで、バウハウスを出て道を北上する。
ほどなくしてティーアガルテンという広大な公園の中に入る。
緑が多くて気持ちがいい。
・・・が、素っ裸で寝転んでいる人、多数![]()
![]()
![]()
老いも若きも、男も女もだ!
何ですか、ここは!ヌーディスト・パークですか???
・・・びっくりした。
まぁとっても天気がいい日だったから
日光浴なんだろうけど、でも素っ裸はねぇ。。。![]()
と、そんなびっくりな光景を行過ぎて。
目に飛び込んでくる黄金の天使像。
戦勝記念塔だ。

塔の下のところに人がいるので行けるらしいが
横断歩道はない。
ということは地下道があるのかな?
と思い、回りを見渡してみると
塔を囲む円道の外側4箇所に
ギリシャ神殿をミニチュア版にしたようなものがある。
看板とか何もないんだけど
これが塔の下に渡る地下道への入り口?
と入ってみることにする。
・・・真っ暗。誰もいない。
こえーよーーー![]()
と脱兎の勢いで踵を返した。
ホントにあれ、入り口なのかな?
と地上に戻り、塔の下に行くのは諦めて行こうとしたら
5人連れの家族がさっきの入り口から入っていくのを発見!
よし、後ろからついて行こう!(ストーカー?)
地下道は縦にまっすぐ伸びている。
ふと見ると向こう側からも人が歩いてくるのが見える。
で、その道の中ほどに右に折れる通路があって
右折すると地上に出る階段が!
やっぱりこの通路で良かったんだ。
私が入った時たまたま人がいなかっただけみたいなんだけど。
・・・でも怖かったゾ!
戦勝記念塔を後にして
すぐにベルリンマラソンのスタートゲート。
もう本番は明日なので会場作りが急ピッチで進められている。
それにこの日もローラースケートによるレースがあったはずだしね。

ここがゴール(ドイツ語ではZiel)。
明日ここにたどり着く気分はどんなかなーと思いながら。

ブランデンブルク門が見えるでしょうか?
そう、ベルリンマラソンのゴールはブランデンブルク門ではなく
門をくぐって約400mほど先がゴールなのです。
この道を走ってる時の当日の気持ちたるや、、、
それは次回最終回にて。
ブランデンブルク門まで来たら右折して、再びポツダム広場に。
そしてやっとマルティン・グロピウス・バウ到着。
バウハウスとは現代のモダンデザインに大きな影響を与えた
ドイツの学校。
1919年にワイマールで設立され、その後政治的混乱により
デッサウ→ベルリンへと移転。
そしてナチスドイツにより強制的に閉鎖される。
その期間わずか14年。
だが閉鎖時の中心メンバー達は他国に亡命し、
バウハウスのデザイン理念は
現代のプロダクトデザインの中に脈々と受け継がれている。
バウハウスのデザインは、余計なものを一切そぎ落とした機能美。
装飾過多のものを好んだと言われるヒトラーには
そんなバウハウスはお気に召さなかったのだろう。
今年はバウハウス設立90周年にあたるので
大々的な展示会がマルティン・グロピウス・バウで
行われている、というわけで、
私にとってはある意味ラッキーだった、というわけだ。
(余計にたくさん歩く羽目にはなったが。)
さて、再びチケットを買ってみるゾ!![]()
"Hallo! Ein Ticket bitte."
すると
「△○×☆※△○×☆※△○×☆※・・・」
と返された。
・・・・・分からん![]()
またまた値段を言っているのではない、ってことだけははっきり分かる。
「・・・英語でお願いします
」
すると
「今、こちらでは3つ展示をやっていて、
バウハウスと、何とかかんとかと、、、」
「バウハウス!バウハウス!」
と遮って言う私![]()
チケットを買ってやっとバウハウスの展示を見られることになった。
・・・しかし、もうドイツ語でチケット買おうとするのやめようかしら?![]()
展示物は本当にいっぱいあって。
建造物、椅子などの家具、レタリング、etc...
モダンデザインの美にどっぷり浸ることができました![]()
次の目的地はハッケシェ・ヘーフェ。
Uバーンでポツダム広場駅~ヴァインマイスターシュトラーセ駅に。
ハッケシェ・ヘーフェは私達が泊まっていたホテルの近くにあったのだ。
ベルリンには、中庭を介して複数の建物が集合して建っているものが多く、
東西ドイツ統一後、これらの建物はショッピングゾーンとして
再開発されたものが多いらしい。
ハッケシェ・ヘーフェは、そんなショッピングゾーンの中で一番有名な場所。
こんな風に複数の建物が繋がっている。

外の通りから眺めているだけだと全く想像がつかないのだけど
1歩入り口をくぐってみると中はこんな感じになっている。

私はと言えばもう大興奮状態である![]()
![]()
![]()
「あ!これ"テレビでドイツ語"で見たのと同じ風景!
あ、このカフェ、ユリアーネ(テレビでドイツ語のレポーター)が
ミルクカフェを注文したカフェだ!!!」
ここでの最大の目的はアンペルマン・ショップで買い物をすることだ!![]()
まずはアンペルマンショップへ向かう。
アンペルマンとは、
旧東ドイツで使われていた信号機の人型マーク。
日本の信号にもある、赤の止まっている人型、緑の歩いている人型のアレである。
20年前、東西ドイツが再統一された時、
旧東ドイツのものはすべて旧西ドイツのものに習うことになって
(まぁいろんな意味で西の方が発展してたから、なんだろうかね・・・?)
アンペルマンも一旦全部撤廃されることになった。
しかしそのデザインの愛らしさから
「アンペルマンを救え!」という運動が起きたらしい。
で、今でもベルリンの街の信号機でアンペルマンにお目にかかれる、というわけ。
アンペルマン・ショップは
そのアンペルマンをデザインしたグッズが買えるお店なのだ。
お土産物として大人気らしい。
ハッケシェ・ヘーフェのこのショップは
「テレビでドイツ語」のスキットでも登場したのだ。
"Harben Sie Postkarten?"-「ポストカードはありますか?」
という会話の練習で。
チャンスがあれば、スキットと同じように
お店でこの表現を使ってみたい!
と思っていた。
だが、、、お店に着くとえらい混み様だった![]()
おまけにポストカードはものすごく目につく所にあった。
・・・わざわざ聞かんでも分かるやろ、みたいな![]()
![]()
![]()
おとなしく買い物に専念することにした。
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コメント
アンペルマンショップなんてあったんですね

全然知りませんでした。
以前テレビでアンペルマンのキャラクターを知りました。
グッズをみているだけでも、時間が経過しそうですね
投稿: そらまめ | 2009/10/26 21:20
>そらまめさん
あったんですよ~

ハッケシェ・ヘーフェは
私達が泊まったホテルの近くだったけど
中があんな風なショップになってると知らなければ
中入っていかないですよね。
あの前は何度も通ったけど
知らなかったら入らなかったですもん
アンペルマンショップには
お土産にするのに良さそうな小物が
いっぱいありました
投稿: takeco | 2009/10/27 23:38
そ~なのよね、現地語、がんばって言ってみても、ヒアリングできないとつらいよね・…。
!!なんで外人って、素っ裸になりたがるんだろう・・……?(狩猟原始時代の名残・・・・?)
英語が通じて何より。
それにしても、”ヌーディスト・パーク”笑える
アンペルマン、初めて知った
かわいいね!商品袋もよいね!
投稿: モンブラン | 2009/11/01 15:45
>モンブランちゃん
狩猟時代の名残でもいいんだけど

それならせめて毛皮の腰巻くらいしてよ!って
感じだった
ホントに素っ裸なんだよね~
びっくりだよ
アンペルマンはホントかわいんだよ~
ベルリンに行くことがあったら是非
投稿: takeco | 2009/11/01 18:15
こちらのブログには初めてお邪魔しました。
楽しかったベルリンの事、また彷彿と蘇ってきて
熟読してしましたよ~!!
投稿: みどり | 2009/11/01 19:15
>みどりさん
いらっしゃいませ~♪
私も自分のブログを自分で読み返すと
ベルリン滞在中のことが蘇ってきます!
こういうのブログに書いておくと
自分でも後から思い出せて
いいんですよね~
投稿: takeco | 2009/11/01 20:06
こんばんわ!
みどりさんも登場!ですね!
そらまめさんもベルリンメンバーですよね?
なんだか、こうして、つながりができるのって、
楽しいですね!!
楽しい思い出がよみがえってきます!
投稿: Rちゃん | 2009/11/01 21:16
>Rちゃん
そらまめさんもベルリンメンバーですよん。
今回の旅のメンバーは
少人数だったこともあって
みんな仲良くなれて良かったよね
走ってる皆さんは是非JogNoteもやろうよ!
http://www.jognote.com/top
Rちゃんがニックネーム登録できないのは
何でだろうねぇ。。。
投稿: takeco | 2009/11/01 22:15
こんにちは。
Rさん、私もツアーでご一緒した1人ですよ。
(マラソンスタート時に一緒に風船を飛ばしました)
今回少人数でしたし、みなさんのやさしさに、
普段は引っ込み思案な私も、変な感じではじけてしまいました。
今考えると皆様に迷惑をかけた気がして…
すみませんm(__)m
JogNoteおもしろそうですねぇ
記録として残せるのはよさそうですね。
前向きに参加を考えてみようかな。
投稿: そらまめ | 2009/11/04 21:55
>そらまめさん
JogNote、いいですよ!
自分の記録としても残せますし、
他の人の練習量も分かるので
「私ももっとがんばらなきゃ!」と
励みになります。
レースの記録とかも残しておけるし
投稿: takeco | 2009/11/04 22:54
JogNote登録しました。



いろんな機能がありますねぇ。
現在、練習や大会に参加した時の、
記録の書き込み機能を覚えました。
自分が走った記録を残せるので、
励みになっています。
いいサイトを教えていただき、
ありがとうございました。
投稿: そらまめ | 2009/11/15 21:46
>そらまめさん
JogNoteは

自分の記録も残せるし
自分が出ようと思ってるレースに
他にどんな人が出るのか分かっていいですよね
JogNoteを励みに
練習がんばりましょう
投稿: takeco | 2009/11/15 22:44
そらまめさん!
スタート一緒だったってことは、
サンスーシ宮殿の大きな間違えを一緒にしたよね!
この話をみどりさんにしたら、また大爆笑だよ!
takecoさんこの話みどりさんから伝わってましたよね?
でも、皆と仲良くなれて、良かった!
楽しかったですよね~!
投稿: Rちゃん | 2009/11/16 22:59
>Rちゃん
もちろんみどりさんから聞きました

まぁ同じ地名をあちこちでつかわないでよ!って
カンジだよね
投稿: takeco | 2009/11/16 23:34