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映画「ハゲタカ」感想(2回目)

昨日、2回目を観てきました。
いや~2回目でも全く飽きさせずに2時間14分、しっかり魅せます。すばらしいshine

(以下、ややネタばれ、、、かなぁ?)












最後どうなるか分かってるので
2回目は別の視点から観ることができます。
「鷲津はアカマのホワイトナイトを引き受けた時、何を思っていたのか?」
「鷲津はどの辺りから逆転のシナリオを用意してたのか?」
などなど。

そして2回目を観て非常に強く思ったのは
「劉にとっての『きっかけ』は一体なんだったのか?」

鷲津にとっては
三島製作所の親父さんを死に追いやって
芝野に「それが資本の論理だ」
と言われたことが『きっかけ』だった。

劉にも『きっかけ』があったはずなのだ。
NYホライズン時代の劉は明るい無邪気な顔をしていた。
丁度、三島製作所でネジを探していた若き日の鷲津と
対を成すように。
鷲津に「人を殺したことがあるか?」と問われた時の劉には
まだ『きっかけ』は起きていないように見える。

そして劉の三島由香への問いだ。
「アンタだってこっち側の人間だったんだろう?」
つまり劉も『こっち側』の人間だった、ということになる。
西野治や由香と同じ側の。

劉の壮絶な生い立ちはある程度語られてはいた。
でもそれが『こっち側』ということになるのだろうか?

劉が無邪気さを捨てて変貌した『きっかけ』が、あるはずなのだ。
鷲津と同じように。

・・・・・あえて、意図的に、描いていないのか?

話は変わるが
ベートーベンの「クロイツェル・ソナタ」という曲がある。
ヴァイオリンとピアノが1対1で激突する名曲だ。
第1楽章の掻き立てられるような焦燥感に効果を発揮しているのが
「半音動機」という手法だそうだ。
和音を、あえて半音ずらすことによって
「不安定」な状態から無意識のうちに「安定」を求める人間の
渇望感を引き起こす効果があるそうだ。

映画「ハゲタカ」での劉にあったはずの『きっかけ』は
失われた環(Missing Link)なのではないか。
クロイツェル・ソナタの「半音動機」のような。



ちなみにクロイツェル・ソナタは
この演奏が素晴らしいと思います。




さて、パンフレット買って来ましたhappy01
インタビューが豊富で大満足です。
特に鷲津様のファッションスタイルブックが素敵happy02
それによると
今回の鷲津様の携帯はソフトバンクなんだそうだ。
同じくソフトバンクの私は
「鷲津様とタダ友になりたい!」
と思ってしまった。
・・・だんだん壊れてきてますshock

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コメント

takecoさん こんばんは。

>いや~2回目でも全く飽きさせずに2時間14分
、しっかり魅せます。すばらしい
そ-なんですよ!むしろ2回目の方がワクワクして楽しめたくらい♪
おおよその展開は初回でつかんだので見所がわかってますもんね!でも、ワタシの視点なんて、ここで鷲津さんパワースーツに着替えてスイッチオンするのよね~heart04
とか・・・およそ正統派ハゲタカフリークとはいえないミーハーファンlovely
しかし、takecoさんの視点はさすが鋭い!
>「鷲津はどの辺りから逆転のシナリオを用意してたのか?」
>「劉にとっての『きっかけ』は一体なんだったのか?」
私ときたら2回目は鷲津さんにうっとり~heartと玉鉄クンにプチウットリ~heart01以外は、1回目でよく理解できなかった買収戦のおさらいでしたsad
公開期間中にもう2回くらい行きたいので、今度はこの視点で鑑賞してきたいと思います^^♪

投稿: アン@みやぎ | 2009/06/14 20:28

>アンさん

こんばんは♪
いや~今日3回目、行ってきちゃいましたよhappy02
しかし、回を重ねる毎に味わい深くなる
まさにスルメのような映画です!

> ここで鷲津さんパワースーツに着替えてスイッチオンするのよね~

分かります!!!happy02
あのベスト着て、ジャケット着て、メガネ掛けて
「じゃ、行きましょうか」
のところでしょう?
キャーーーlovelyって感じですよね。
変身!って感じで素敵heart04

いやいや、私も普通のミーハーなファンですcoldsweats01
でもいろんな切り口でブログ書いて
これ読んだどこかの誰かが
「ハゲタカ」に全然興味持ってなかったとしても
観に行ってくれるといいな、と思って。

この映画で興行成績が良ければ
2年後くらいにまた続編が期待できるんじゃないかとshine

3回目の感想も
今晩一晩自分の中で熟成させてから
(思い入れが強いだけに熟成させないと書けないのだconfident
書きたいと思ってます。

投稿: takeco | 2009/06/14 23:03

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