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なんちゃって箱根駅伝完走記

今日こそNYの完走記を、、、と思っていたのだけど
休日はなかなか思うように時間がとれず。。。
(平日なんてますます時間とれないじゃん!
 休日だとダラダラ過ごしちゃう自分が悪いんでしょうが!
 ・・・ハイ、ごもっともです。)
今日は一昨日走った「なんちゃって箱根駅伝」完走記を。

いつも仲間に入れていただいている会社関係のジョギングクラブの
今年の新年会で出ていたネタ。
「箱根駅伝のコースを全員でタスキつないで走ったらおもしろいねー」
「やりましょうやりましょう♪」
・・・と盛り上がっていた人達の中で
一体何人がこの企画が実現すると思っていたのか。
何と実現しちゃったんですねー
人の信念とはすごいもんだ(笑)。
11月23日金曜日勤労感謝の日、決行と相成ったのである。

ジョギングクラブ事務局のみなさんが作った計画表は
感動するくらい見事なもので。
スタートは本物の箱根駅伝と同じく大手町読売新聞社前。
その日のうちに箱根まで到着しないといけないから
スタートは何と早朝4:30である。
車6台を繰り出しての走者ピストン輸送計画から
クラブ内で鉄人と呼ばれているM氏が
往路全行程108kmを伴走する!?とか
果ては先導バイクの手配まで、
と何だか「なんちゃって」と言うにはものすごく壮大な
企画になっていたのである!

10日程前に届いた区間割りでは
私は第4区の1部にあたるJR二宮駅~国府津駅間の約5kmを
走ることになっていた。
NYCマラソン完走の翌日、
リバティ島行きのフェリーの中で
不注意から左膝を強打してしまった私は
痛みがなかなか引かないので
帰国後全く練習ができない状態で。
それでも第4区といえば海岸沿いの平地。
練習していなくても何とかなるだろう、と思っていた。

ところが。
本番3日前に届いた最終決定区間割りを見て驚いた。
何と私の走る区間が変更になっているではないか!!!
第5区にあたる区間の一部、
小涌園~芦の湯フラワーセンターの3kmとなっているではないか!
(しかもグーグルマップでちゃんと測ってみたら
 3kmではなく4kmだった!!!)
思いっきり坂道のコースだし!
私は普段多摩川沿いの平坦なコースしか走ってないから
坂道って慣れてないのだ。
・・・よみがえる昨年のホノルルマラソンの悪夢。
ダイヤモンドヘッドのあの坂のキツさ。。。

が不幸中の幸いは左膝の痛みが何とか引いてきたことである。
テーピングすれば何とかなるだろう。
と22日バタバタと仕事を片付け、
23日当日を迎えたのである。

私の集合場所はJR大磯駅に11:30。
途中信号機点検で電車が10分ほど遅れて焦る。
予定時刻より6分ほど遅れて大磯駅に到着。
お迎えの車に乗って大磯のデニーズへ。
ここは第4区の第1走者と第2走者のタスキリレーが
行われる場所なのである。
後半の走者が集まっているデニーズに到着し
前半の話をいろいろと聞く。
タスキリレーは順調なのだが
人のピストン輸送をする車の方が
渋滞に巻き込まれて進めない状態なんだそうだ。
思えば秋の幸楽シーズンど真ん中の3連休初日である。
おまけに全行程伴走するM氏が何と途中で道に迷ったそうである。
M氏は何と言っても108kmを走る為、
途中タスキ走者と別れて食事休憩をとったそうである。
そこで道を誤ったらしい。
現在は正常ルートに戻っているらしいが
タスキ走者よりかなり遅れているとのこと。

私の走る時間帯は大体16:10くらいの予定なので
大磯デニーズで昼ご飯を食べることにする。
食事を終え、食後のコーヒーを飲んでいると
4区第1走者がデニーズに近づいてきた、との連絡が入る。
デニーズにいた関係者全員、道路脇でお出迎え。
感動のタスキリレー!
ビデオと写真の為にもう1回タスキリレー、リプレイ(苦笑)。
大盛り上がりの私達を
デニーズで食事中の他のお客さん達は
不思議そうな目で見ていたのであった。。。

そしてデニーズからはさらにスペシャル伴走者が追加。
先週の東京国際女子マラソンに出場し、
長谷川理恵さんよりも早いタイムでゴールしたSさんが
何と会社関係者にいたのだった。
先週本気でフルを走ったばかりなのに
大磯デニーズからゴールまでの約40kmを走るのである。
すごい体力。やっぱり普段からの鍛え方が違うのねぇ。。。

タスキリレーを見送った後、
各車に別れ、それぞれの中継所に向かう。
一番最後の3人の走者、Mさん、私、S常務は
先ず本日の宿、夕霧荘にチェックインしてから
それぞれの出走地点に逆送されることになっていた。
なので私の服装は上は走る時の服装だったが
下はジーンズだった。
宿に荷物置いた時にジーンズからササッとランニングタイツに
履き替えようと思っていたのである。
だって集合地点の大磯駅までは電車なわけだし
電車の中でピタピタのランニングタイツ姿は目立つのだ。。。

だが宿に向かう途中の道路は大渋滞!
車が全く進まないのだ。
途中走者が中継地点に間に合わないので
先導役だったバイクが急遽走者の移送まで請け負うことに。
渋滞で停まっている私達の車の横を
次の中継所へと走者を運ぶバイクが通り過ぎる。
うーん、何だかすごい展開になってきたゾ。

そして次は自分の心配である。
どうも走る前に宿にチェックインするのは無理なのではないか?
下手すると私もバイクで移送か、それとも電車で中継地まで移動だ。
じゃあどこでジーンズからランニングタイツに履き替えるのか???
車は相変わらず遅々として進まない。
えーい、しょうがない!
幸い私が乗っていた車はワゴン車で
しかも一番後ろの列に一人で乗っていた。
「私、今から着替えますから!!!」と
前に乗っている人たちが後ろ向かないように一言注意して、
ジャケットをスカート代わりにして
モゾモゾとジーンズを脱ぎ、ランニングタイツに履き替える。
全く、こんなことをするハメになるとは思わなかった(汗)。

そうこうしている間に小田急風祭駅を過ぎた辺りから
車は多少進むようになり
私は何とか小涌園に時間までに到着することができた。
16:00、日が徐々に傾き始め寒い!!!
最初は長袖Tシャツで走ろうと思っていたのだが
あまりに寒いのでウインドブレーカーを着たまま走ることにする。
今朝8:00に権太坂を含む花の2区を走ったFさんは
箱根駅伝のコースなんてなかなか走れるものではないから、と
私と最終走者のS常務の区間を
ゴールまで伴走すると言う。
Fさんはこの寒いのに半袖Tシャツ&短パンである。
・・・若いっていいなぁ(苦笑)。
※因みに(たぶん)入社2~3年くらいの超若者クンである。

前の走者Mさんからタスキを受け取り、
いよいよ小涌園を出発。
SさんとFさんの伴走でいよいよスタートである。

回りを見ると箱根の山中は紅葉しててきれい~♪
・・・だが回りを見る余裕はものの3分で消し飛ぶ。
この坂、キツ過ぎ!!!
早くも息が上がってくる。
辛い。もう歩きたい!
だが時計を見るとまだ6分しか走っていないではないか!
6分なんてまだまだ序の口なのに
もう何kmも走ってきたかのような疲労感だ。

どんどんペースダウンしているのが自分でもよく分かる。
脚が重くてしょうがない。
去年の夏、富士山に登った時のようだ。
あれ、箱根ってそんなに酸素薄くなるほど標高高かったっけ?
と思ったくらいだ。
酸素が薄いわけでは決してなく、坂があまりにキツいので
疲労度が高いのだ。

すでに日はとっぷりと暮れ、回りは真っ暗である。
(もちろん街灯は点いている。)
再び歩きたくてしょうがない衝動に駆られる。
時計を見ると走り始めて18分。
平地ならもう3km走りきっている時間である。
(この時点では私の区間は3kmだと思っていた。)
だけどまだ先には延々と暗い山道が続いている。
フラワーセンターらしきものは影も形も見えない。
伴走のSさんとFさんに
「私は少し歩きますから、先に行ってください」
と言いたくてしょうがない。
だが、体が疲労し過ぎてしゃべることができない。
そして、それより何より
回りは真っ暗な山中である。
こんなところ、怖くて一人になれない!!!
というわけで本当に
「かろうじて走ってる」と言えるか言えないかくらいのスピードで
とりあえず前に進む。

もう時計を見る余裕も無くなった頃。
目の前に緩やかな直線の下り坂が現れ、
前方左手に
暗闇に薄く明かりが灯る大きな温室が見える。
あ、あれだ!あれがフラワーセンターだ!!!
もううれしいなんてものではない!
翼よ、あれがパリの灯だ!!!並みの感動(?)である。
途端に脚も軽くなる。
(まぁ下り坂だってのもあるけど。)
フラワーセンターの入り口にみんなが待っているのが見える。
そして感動のタスキリレー!
(実はS常務は私がフラワーセンターに着いた時、
 車に何か取りに行っていていなかったのだが・・・○| ̄|_ )
最後のS常務の区間は4km。
平地だったら後4kmは走れる区間なので
最初はそのまま感動のゴールまで伴走しようと思っていたのだけど。
もう中継地点にたどり着くまでで
私は気力体力ともに使い果たしてしまった。
私の荷物を積んでもらっていた車に
「アミノバリュー、アミノバリュー」とうわ言のようにつぶやきながら近寄り
持ってきていたアミノバリューを一気にガブ飲みし、
倒れこむように車に乗ったのであった。

そしてすっかり夜になった箱根駅伝芦ノ湖ゴール記念石碑、
100円ショップで買った白いゴールテープをS常務が切り、
「なんちゃって箱根駅伝」は感動のゴールを迎えたのであった。
・・・感動のシーンをビデオ・写真に収める為に
3度くらいゴールが繰り返されたのは言うまでもない(苦笑)。

夕霧荘にチェックイン後、まずは温泉。
走った後に温泉に入れるなんて幸せだな~
そして19:00から大(?)祝賀会!
その後元気な人たちは二次会。
疲労している人たちはもう1度温泉に浸かり、就寝。

翌日朝、もちろん温泉につかり
8:00から朝食。
旅館の朝食は純和風な体に良さそうなものばかりでうれしい。
自分の普段の朝食卓には絶対上がらないものばかりである。
朝食後部屋に戻ると
布団上げをしてくれている旅館の人が
「今日は富士山がきれいに見えますよぉ」と教えてくれる。
ホントだ。すごくクリアに富士山が見える。
9:00にチェックアウト後、車で大涌谷に行こうとしていたのだけど
何しろ3連休の中日である。
再び大渋滞で車が進まない。
しょうがないのでUターンし、
旅館まで戻ってくると既に10:30頃である。
このままちょっと早い昼食会場に向かうことになり、
暁庵
蕎麦を食す。
ここの駐車場脇のスタンドで
天然酵母のパンを販売しており、
これがものすごくおいしそうに見えたので買って帰る。
(今日食べてみたら想像通りとてもおいしかった!)

食後は暁庵の駐車場で解散となり、
各々車に分乗して適当な駅まで送ってもらうことに。

「なんちゃって箱根駅伝」は思いのほか楽しいイベントとなりました。
そして第5区を走る走者の偉大さを身をもって知りました。
あの坂は本当に本当に尋常じゃないです!!!
たった4kmでヒーフー言っていた私ですが
第5区の走者は私が走ったところを含む23.4kmを走るのである。
すごい!すご過ぎる!!尊敬に値します!!!
来年からは箱根駅伝を見る目が変わりそうです。

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コメント

う~ん、すごい「なああんちゃって箱根駅伝」となったんだね!!!
でも、何はさておき、完走おめでとう。その「先に行ってください」っていいたくなる気持ち、よくわかるような気がします。お疲れ様。
次は、いつ、どこを走るんだろうね、おケガのないように、エンジョイしてね。

投稿: たまちゃん | 2007/11/26 19:02

たまちゃん、コメントありがとう!
ある意味NYCマラソンより過酷なレースだったです(^o^;
でも楽しかったですよ。
来年もこの企画やる、ってことになったら
絶対参加します。
それに何より走った後が温泉ってのがいいよね♪
箱根ならでは。

投稿: takeco | 2007/11/26 22:33

たけこさん、あっというまに、クリスマス。なんか、いいよね、お祝いするわけではありませんが、でもやはりこの時期、なんとなくわくわくしちゃう。いつか、NYのクリスマスツリーも見てみたいね。寒い毎日、お元気で。

投稿: たまちゃん | 2007/12/03 00:44

たまちゃん、こんばんは。
NYからもう1ヶ月ですね。早いな~
早くNYの完走記を書きたい!
でもなかなか時間がぁ~。
(2時間くらい集中して一気に書きたい人なのだ。)
ところでケニアの人もクリスマスって祝うのかしら???関係なし???

投稿: takeco | 2007/12/03 23:46

タケコさん、

もちろんだよ~。
どうやって(HOW)は、まだ見ていないですが、
どうも60~80%(ってえらく大きな幅ですが、クリスチャンで、なので、彼らにとっては、非常に大きなお祝いです。

うん、ニューヨーク、楽しみに待っているんだけれども、たまちゃんのあの記録も結構時間がかかった、一気に書ききって、そして数日かけて見直して(あれでも、ね!?)。今度の週末かな?と密かに期待し、大きくプレッシャーをかけるたまちゃんでした。
お元気で、

投稿: たまちゃん | 2007/12/06 02:17

たまちゃん、プレッシャーをありがとう(汗)。
来週以降は次のネタ(鈴鹿)が控えているので
NYは何とか今週末に書きたい!です。
ケニアのクリスマス、見たいなー
それっぽい風景があったら
写真撮って送って欲しいな~
※やっぱりたまちゃんこそ、ブログ書くべきだよ~
 ネタの宝庫(?)なのに。

投稿: takeco | 2007/12/07 01:15

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