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今さら、犬神家

トラウマの話をしよう。

昔、高校時代の同級生Kちゃんと
旅行に行った時のことだ。
夜、ホテルでTVを点けると映画「犬神家の一族」がやっていた。
市川崑監督、石坂浩二が金田一を演じてたヤツだ。
何の気なしに見始めた。
・・・・・怖かった!!!
特に菊人形の首がゴロンと落ちるシーンが衝撃で
Kちゃんと二人して
「ぎゃーーー!!!」
と、それはすごい叫び声をあげたものだ。
正直、強盗か痴漢か、とホテルの従業員が飛んできそうなくらいの
叫び声だった。
(幸い、誰も飛んで来なかったが。)
その夜、眠るのが怖くて
一晩中Kちゃんと話して過ごした。
翌日、当然といえば当然の睡眠不足で
体調は絶不調だった。

そんなトラウマがあるので
昨年末、「犬神家の一族
のリメイクがロードショーになった時、
観に行くべきがどうか、非常に悩んだ。
過去の怖ろしい経験からいくと
観に行くなんて、ハナっから却下である。
しかし。しかし!
リメイク版の犬神家には、なぁんとあの菊之助クンが出るというではないか!
観に行くべきか、行かざるべきか。
ハムレットのような思いをしている間に
上映期間は終わってしまっていた。

で、先日。
歌舞伎座でNINAGAWA 十二夜を観て
菊之助クンのかっこ良さを再認識すると
やっぱりリメイク版犬神家が見たくなったのだ。
折りしもDVDレンタルも開始からそろそろ1ヶ月が経ち
借り易くなってきている。
が、しかし。
あの菊人形の首ゴロンのシーンの恐怖体験が
私を苛むのだ。
怖い→でも菊之助クンは見たい→怖い→でも菊之助クンは見たい→以下無限ループ。
そこでふと思い出したことがある。
そういえば会社のランチ仲間Nさんは
横溝正史ものの映画が好きだと前に言っていたではないか。
DVDの犬神家を一人で家で見るのでは
昼間でも怖いかもしれないが
誰かと一緒に見れば、例え怖くても恐怖は半減するのではないか?

早速Nさんに話を持ちかけたところ
快く同意いただいたので
DVDを借りて
いそいそとNさんちに伺ったわけである。

で、結論。
全然怖くなかった!!!

思えば、例のトラウマの犬神家を見たのは
まだ私がteenagerだった頃である。
さすがに私も大人になった。
それが怖いという感覚を鈍化させたのか?
それに、犬神家は今ではすっかりパロディに使われることも多い。
特に湖から脚ニョキのシーンとか。
そういう昨今のTV事情が恐怖感を鈍化させたのか?
でも何と言っても一番の原因は
やっぱり菊之助クンがカッコイイからであろう。
(結局そこなの?と自分にツッコミを入れたくなるが。)
白ゴムマスクの不気味な佐清が登場しても
そのマスクの下にあるのが菊之助クンの顔だと思うと
「かっこいい~」と思わずつぶやく私を見て
Nさんは横で呆れたように笑っていたが。

というわけで
菊之助クンのおかげで
私の長年のトラウマは見事霧散したのであった。
takecoは基本的にホラーはダメであるが
先週封切りになった「怪談」はもちろん観に行く予定である!

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