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「クラッシュ」

さてさて、今週も映画を1本観ましたよ。
本年度アカデミー賞6部門にノミネートの「クラッシュ」です。

人類のるつぼロサンジェルスで起こった1つの追突事故。
その事故に連鎖して交差する数々の人々のドラマ。
一種の群像劇であらすじがどうとか説明するのが
難しいドラマです。
白人の検事夫妻、黒人蔑視の警官とその相棒、
自動車泥棒の黒人少年2人組、ペルシャ人雑貨屋の家族、
2人組の刑事、裕福な黒人TVディレクター夫妻、逮捕歴のある鍵屋の親子・・・
黒人差別やアラブ人差別、、、
だけど偏見のかたまりだと思っていた人が
とっさの状況下で人を救ったり、
常識人だと思っていた人が
心の奥底にある差別心に気づいたり。。。
見終わった後、いろんなことを考えさせられる映画です。
アカデミー賞では正直作品賞は難しいと思いますが
脚本賞はおそらくこの映画が受賞すると思います。
好みの問題はあるかもしれませんが
非常に完成度の高い映画だと思いました。
たまにはこういう社会派映画を見て
いろいろ考えてみるのも良いかと。
星5つ。★★★★★。名作です。

[以下、ちょっとネタバレ]

マット・ディロン演じる人種差別者の警官が
黒人ディレクターの奥さんを炎上直前の車から
救い出すシーンでまず泣けました。
何だろう、警官としての義務とか
性善説に基づく行動とか
そういう理屈では説明できない心理であり行動です。
でもなぜか納得できるんです。
この複雑な状況を自然に演じたマット・ディロンはお見事。
昔の青春アイドルがいい役者になったねーって感じ。
バックに流れる美しい女性ボーカルの詠唱とともに
実に美しいシーンでした。

「奇跡」のシーンも泣けました。
ペルシャ人のお父さんが大事に営業してる雑貨屋が
強盗に荒らされる。
鍵屋がちゃんと鍵を修理しなかったからだ、と
お父さんは逆恨みして銃を持って
鍵の修理工のところへ。
本当は鍵ではなくドアが壊れてたから
鍵だけ付け替えても用をなさなかったのに。
もっと言えば強盗を恨むべきで
鍵屋を恨むべきではないのに。
修理工に銃を突きつけるペルシャ人のお父さん。
そこに修理工の5歳の娘が飛び出してくる。
お父さんにはもう透明マントはないから
私が守らないと。
響き渡る銃声。悲鳴。
でも誰も撃たれていない。神様?
お父さんは間違った逆恨みで殺人者にならなくて済んだ。
娘ドリが実弾ではなく空砲を買っておいたからだった。

ハンセン巡査は先輩の人種差別に嫌気がさして
コンビを解消する。
以前先輩が侮辱した黒人TVディレクターを
逮捕から救う。
当たり前の有り得べき姿。
差別はダメだよ、とみんな親や学校から教えられる。
自分は差別する人間にはなりたくないと思う。
だけどハンセン巡査はヒッチハイクで拾った
黒人少年がポケットから銃を抜こうとしてる、と勘違いして
少年を撃ち殺してしまう。
少年がポケットから出そうとしていたのは
銃ではなく
ブードゥーの神様(?)のモチーフだったのに。

ドン・チードルって名前は知ってたけど
この映画でやっと顔と名前が一致した。
あれ、この人どこかで見たことあるぞ、と思ったら
ER9でアルツハイマー病のインターン、ネイサン君を演じていた
人だった。
「ホテル・ルワンダ」では主役を張ってるらしいし。
一躍時の人だね。

うーん、今期は見たい映画がまだまだいっぱいあります。
来週も何とか時間を作っていきたいです。
来週からはまた出張とかあるから
ちょっと難しいけど。。。

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トリノ・オリンピックもそろそろ終わり…

ちょいと遅ればせですが
荒川静香選手金メダルおめでとう!
今回のオリンピックは
起きてる時間帯にやってれば見る、的な
程度だったんだけど
さすがに2/24(金)は朝5時起きして
フィギュア女子FPを観戦。
だってもう「お国の一大事」みたいな感じだったもん(苦笑)。
いや~日本もやっとメダルがとれて良かった!

ところで名古屋の友人Aさんが
何となく荒川静香に似てる感じがする、と思って
こないだメールに書いてみたら
どうもあんまりうれしくないようだった。
何で???
喜ぶと思って言ったんだけどなー
Aさん的には荒川静香は
あんまり美人のカテゴリーには入ってないのかも???

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「フライトプラン」

川崎のチネチッタは20時以降の上映は1,200円とのことで
普通の日の20時過ぎ上映を観るのは
次の日が辛そうでパスなんですが
金曜ならOKでしょう、ということで
行ってまいりました。

本当は「クラッシュ」が観たかったのに
上映時間を間違えていて
フライトプラン」に変更。
まぁ今は観たい映画がいっぱいある時期なので良かったです。

この映画はCMなどの予告を観た時点で
昔の映画をいっぱい観てる人は思ったでしょう。
「あ、ヒッチコックの『バルカン超特急』だ」と。
特にジョディの娘役の子が飛行機の曇りガラスに絵を書くところなんて
モロ「バルカン超特急」ですね。

が、残念ながらあの名画へのオマージュにしては
ちょっと作りが雑なんじゃないの?ってのが正直な感想。
まずなぜ誘拐するのがジョディの娘だったのかってのが
イマイチ必然性がない。
棺が必要だったのは分かるが
飛行機の設計者なんていう
飛行機に超詳しい人をターゲットにはしないんじゃないの、普通と
思った。
あと娘を探す為とはいえ
ジョディがあまりにもメチャクチャやり過ぎで
共感できない。
電気配線に細工して
酸素マスクを飛び出させたりして
乗客をパニック状態に陥れるし、
貨物室に娘を探しに行って
積み込まれていた車のフロントガラスとか割っちゃうし。

最後に機長に「娘に謝れ」とジョディは言ってて
実際機長は謝るわけですが
ジョディも誘拐犯の疑いをかけたあのアラブ人に謝るべきなのでは?と
思ったのは
どうやら私だけではなかったようです(苦笑)。
ネットのあちこちに同様のレビューが見られました。

うーん、正直星1つ。☆☆☆☆★。
レンタルで観ても全然問題なし。

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「THE有頂天ホテル」

1/15は水曜日でレディスデーとのことで
映画を観てきました。
THE有頂天ホテル」です。

三谷幸喜作品はTVだと「古畑任三郎」や「王様のレストラン」くらいしか見てないんですが
何といっても印象的だったのは
舞台劇の「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」。
友人から借りたDVDで観たのですが
これはおもしろかった!
抱腹絶倒とは正にこのこと。
腹筋が痛くなるくらい笑いました。

「THE有頂天ホテル」という映画に
何を期待して観に行くか、によって
この映画を観終わった後の感想が
大きく変わってくると思うんですが
「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」のような
抱腹絶倒さを期待して行くと
この映画はおそらく期待外れになるでしょう。
この映画は小ネタはあちこちに散りばめられているのですが
その小ネタは大笑いをさせる為のものではなく
クスクス笑う、という類のものです。
笑いを楽しむ、というよりも
展開の緻密さを楽しむ、と言った類の映画でしょう。
あれだけ多くの登場人物を
よくも見事に配置したものだ、と思います。

個人的には唐沢寿明とオダギリジョーが笑えました。
二人ともふだんは絶対演らないような役で登場してます。

ちょっと疲れてる時なんかは
こんな感じの軽い笑いのとれる映画観ると
気分転換になるんじゃないですかね?
takeco的には星3つくらい、かな?☆☆★★★。

往年の名画「グランド・ホテル」へのオマージュが
スイートルームの逸話にあったのが良かったです。
特にこれといった主役が存在せず、
限られた空間と時間の中で展開する劇形式を
この名画になぞらえて「グランド・ホテル形式」と言うそうですが
「THE有頂天ホテル」も
間違いなくグランド・ホテル形式な映画ですね。

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叙々苑体験

今週・来週は仕事があまり忙しくない(はず)。
遊ぶぞー!というわけで今週はいろいろと出かけました。
まず2/13(月)はこっちに引っ越してきてから
1度行ってみたいと思っていた叙々苑へ。
TVを見てると芸能人がよく叙々苑を話題にしてるじゃないの。
芸能人がよく行くくらいだから
きっとおいしい焼肉屋なんだろうなーと思って。

ホントは1/23に行く予定が私の仕事が忙しすぎて2/6に順延。
2/6こそは、と思っていたんだけど
またまた私が出張になってしまい2/13に順延。
一緒に行ってくれたIさんには本当にご迷惑をお掛けしました。

数ある叙々苑の中で今回行ったのは新宿中央東口店。
月曜日ということで
お互い翌日の仕事に差し支えないよう
帰りやすい位置、ということで新宿に。
新宿中央東口店は
新宿東口より徒歩1分と好立地。
元映画館だった場所ということで広々とした店舗。
月曜日だったら予約無しで入れそうです。
(私達はせっかく行ったのに入れなかったら嫌だったので
 一応予約しておきました。)
店内はマトリックスかキルビルかって感じのアジアンモダン。
30分おきくらいにハープの生演奏やってました。
なぜ焼肉屋でハープって気がしますが。

接客がとっても丁寧で
オーダー取る時はひざまづいてるし
焼肉の網はこちらが頼まなくてもひんぱんに取り替えてくれるし
すばらしい、って感じ。

肝心のお肉なんですが
可も無く不可も無くって感じ(苦笑)。
たぶん期待がものすごーく大きかったのが原因だと思います。
芸能人がよく行く店だから
それはもうほっぺたが落ちそうなくらいおいしいに違いない、と
思ってたもんで。
もちろん不味くはなかったです。おいしかったです。
ただ高過ぎた期待を超えるほどだったかといえば
そうではなかった、と。

そんなにお腹いっぱい食べたわけではなく
腹八分目?くらい食べて
ビールも生中1杯飲んで
一人6千円ちょいくらいでした。
さてこれを高いと見るか安いと見るか?

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弟がスピード離婚

いやーびっくりしたよ。
こんなことってあるんだねー
今朝、弟からいきなり電話がかかってきたんで
何かと思ったら
何と!離婚したんだと!?!?!
因みにウチの弟は昨年10月に結婚したばっかりです。
結婚相手は6年くらい前から付き合っていた彼女です。
なので今更気が合わない、とかそーゆー問題ではないわよねー
ウチの両親とは別居だったから
嫁姑問題ってわけでもないと思うし。
弟が暴力振るったわけでも浮気したわけでももちろん、ない。
(大体弟はそーゆーキャラではないのだ)
長く付き合ってはいたが
実際一緒に暮らしてみると何かギャップがあったのかねー?
実のところの理由は弟にもよく分からんらしい。
ただ嫁は結婚生活を続けていく自信がなくなった、とかで
ノイローゼ気味だったとか(???)
年末に私が実家に帰った時は
まだまだ新婚でラブラブって感じだったが。。。
嫁はしばらく実家に帰ってたらしいけど
向こうの親が
「離婚したら?」ってことで
離婚することになったんだと。
そんなバカな、って感じ。
結婚したばっかりなのに
一時の気の迷いかもしれないのに
もうちょっとがんばってみろ、と
説得するのが親なんじゃないの?と思うけどねー

離婚って事になったから、って言うわけじゃないんだけど
そもそも嫁の家族はちょっとおかしなところがあった。
弟夫婦は披露宴などは行わず
神前で両家の家族だけで結婚式をやったんだけど
嫁には兄と妹がいるのに
結婚式来なかったんだよねー
普通来るでしょ?って思うんだけど。
いくら簡単な結婚式だからとはいえ。
私がわざわざ川崎から新幹線で駆けつけて参列してるのよ(結婚式は岐阜)。
それなのに実家住まいの兄と
もう嫁には行っているが実家のそばに住んでるらしい妹が
参列しないってどういうことよ、と私は思った。
向こうの親もよく何も言わないよな、と思った。
どうも向こうの親は子供に強くモノを言えない人たちなのではないか、と思った。
(だからちょっと嫁が弱気になって実家に帰ってきたくらいで
 離婚したら、なんていうのでは?)

とりあえず来月辺り一度実家に帰って
弟においしいものでもご馳走してあげようと思う。
辛いことがあった時は
おいしいものでも食べて気を紛らわさないと。

弟が早く立ち直って、次の人を見つけられますように。

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